47NEWS >  47トピックス >  科学環境

47トピックス

汚染水対策でタンク増設へ 来年度前半、39万トン分に


 東京電力は27日、福島第1原発の汚染水処理で出る水を貯蔵するタンクを、来年度前半までに、現在の約22万トン分から、倍近くの約39万トン分に増設する計画を経済産業省原子力安全・保安院に報告した。

 第1原発では原子炉に注水して冷却を続けており、冷やした後に出る汚染水を処理して再び冷却水として使っているが、地下水が1日約400トン、原子炉建屋に流入するなどしているため汚染水が増加。東電は保管のためのタンクを増設してきたが、いたちごっこが続いている。今回増設しても、来年度後半には満杯になってしまう。

 東電は第1原発1~4号機の西側の高台に井戸を十数カ所掘り、地下水をくみ上げて原子炉建屋への流入を半減させる計画も進めている。

 (共同通信)

2012/08/27 23:17

ロード中 関連記事を取得中...


コメント

コメントをお寄せください