トップページ国際ニュース一覧韓国国会外交委 慰安婦問題で決議
ニュース詳細

韓国国会外交委 慰安婦問題で決議
8月28日 22時49分

韓国国会の外交委員会は、先に竹島を巡る日本の対応を非難したのに続いて、28日、いわゆる従軍慰安婦の問題について、日本政府が公式に謝罪し、被害者に補償すべきだとする決議を採択しました。

決議は28日に開かれた韓国国会の外交通商統一委員会で採択されたもので、いわゆる従軍慰安婦の問題について、人類普遍の価値に反する犯罪行為だとして、日本政府が責任を認め、被害者に公式に謝罪するとともに法的な補償を行うよう求めました。
さらに決議は韓国政府に対しても、この問題で日本と協議するとともに国際社会に提起するなどの努力をすべきだとしています。
従軍慰安婦問題を巡っては、韓国国内で、日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置を日本に求めるべきだとする声が出ていますが、韓国外交通商省のチョ・テヨン報道官は、28日の会見で、政府内で検討しているものの結論が出ていないことを明らかにし、引き続き日本側の出方を見極めながら対応していく構えを示しました。
一方、竹島を巡って日本が求める国際司法裁判所への共同提訴については、近くこれを拒否する文書を日本側に送る方針を改めて示しました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ