日本企業 韓国・京畿道への投資急増=昨年比倍増
【水原聯合ニュース】京畿道は先月17日、日本の東洋炭素、日東電工、ブイテックスの3社と総額1億3000万ドル(約102億円)規模の投資誘致協定を結んだ。京畿道が27日、明らかにした。
等方性黒鉛製造で世界1位の東洋炭素、液晶パネル(LCD)用光学フィルム製造世界1位の日東電工、半導体ディスプレー用真空バルブ世界シェア2位のブイテックスが京畿道を選択した。
世界的な日本企業の京畿道への投資が、今年に入り大幅に増えている。
京畿道によると、今年1〜7月に日本企業から投資誘致を受けた金額は、合計6億5600万ドルだ。
これは前年同期の3億900万ドルに比べ、倍以上増加した金額だ。
日本企業が京畿道に集中して投資するのは、安定的な市場であるためと分析される。
京畿道にはサムスン電子、現代・起亜自動車グループ、LGディスプレイ、SKハイニックス半導体など世界的な企業の製造・研究施設が集まっている。
特に、外国投資企業専用産業団地の一つで、優れた投資環境を持つ平沢懸谷産業団地は、日本企業の間で人気を集めている。31社のうち61.2%に当たる19社が日本企業だ。
日本企業の京畿道への投資増加の流れは、独島問題で対立を深める韓日関係にも影響を受ける様子がない。
京畿道によると、独島問題が激化した後も、日本企業19社が投資誘致相談をスムーズに進めているという。
京畿道の投資誘致課長は「日本企業が日本国内で販路を見いだせずにいる。米国、欧州と自由貿易協定(FTA)を締結した韓国を通じ、海外へと市場を拡大できるとみた日本企業の京畿道投資が急増したようだ」と話した。
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