ニュース詳細
海外での通信障害 利用増加で処理不能8月29日 12時27分
K10046150411_1208291243_1208291253.mp4
NTTドコモは、今月中旬、海外で携帯電話が利用しにくくなったトラブルの原因について、お盆休みで海外旅行をする利用者が増えて、海外で使われたスマートフォンのデータなどを日本国内で処理しきれなかったことによるものだとする調査結果を公表しました。
今月13日から15日にかけて、NTTドコモの携帯電話を海外で利用出来るサービスで通話やメールがつながりにくくなり、およそ8万人に影響したトラブルについて、会社側は29日、調査結果を公表しました。
それによりますと、お盆休みで海外旅行をする人が増えて、海外でのスマートフォンの利用が増加したことなどで、利用者の携帯電話が世界のどこにあるかを示す「位置情報」のデータを受ける日本国内の通信設備に集中し、回線が混雑したためだということです。
これについて、ドコモではグループ会社が管理している海外からのデータを処理する国内の設備に、処理できる容量が少ないという設計上の問題があったことが大きな要因だとしています。
ドコモは今月初めにも国内外で通信障害が起きるなどトラブルが相次いでおり、今後、通信設備の増強などを行って再発防止に努めるとしています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|