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2012年8月28日(火) 19:14 |
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パラリンピック 岡山から2選手出場
オリンピックの興奮からまだ冷めないうちに、次はロンドンパラリンピックが29日開幕します。 岡山からは、車いす陸上に松永選手と木山選手の2人の選手が出場します。 世界が注目する大舞台で、2人はメダルを狙います。
ロンドンパラリンピック車いす陸上競技に出場する松永仁志選手は今回、陸上競技の100、200、800メートルの3種目に出場します。 松永選手が車いす陸上を始めたのは19歳のときです。 高校2年生、17歳のときに交通事故に遭い、車いすでの生活となった松永選手は当初、車いすバスケットボールを始めましたが、もともと陸上部だったこともあり、車いす陸上の道に進みます。 前回の北京大会では、パラリンピック初出場を果たしますが、結果は400、800メートルともに予選落ち。 その悔しさをばねに4年間、練習を重ね、精神的にも、肉体的にも徹底的に鍛え上げてきました。 今月19日、岡山市で行われたパラリンピックの壮行式で松永選手とともに壇上に上がったのは、車いす陸上女子100メートル200メートルに出場する木山由加選手です。 生まれつき、筋力が徐々に落ちていく脊髄小脳変性症という病気です。 松永選手の指導を受けている木山選手は、これまで世界選手権には出場していますが、パラリンピックはこれが初めて。 指導者であり、目標である松永選手とともに憧れの舞台にたちます。 来月で40歳を迎える松永選手。 障害者スポーツの普及にはずみをつけたいと、メダルへかける思いは人一倍です。 松永選手の得意競技は800メートル。 夢を叶えるためにも、障害者スポーツ最高峰の舞台でメダルを狙います。 松永選手の最初の種目、100メートル予選は来月4日に行われます。
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