今年度は、アメリカのSpeech Communicationの研究をしています。演説の本場、アメリカでは、スピーチの手法がどのように発達しているのでしょうか。
本日は、こちらのwebサイトで解説されている「エレベータートーク」についてお話しします。
PEPPERDINE UNIVERSITY- Preparing Your Elevator Speech
bschool.pepperdine.edu/career/content/elevatorspeech.pdf
エレベータートークとは、もし、ベンチャー起業家が投資家とエレベーターで乗り合わせて、エレベーターが動いている間に自分の事業を提案することになったら? というシチュエーションの例えです。
エレベーターが動く間ですから30秒、長くても1分で話をまとめなければなりません。研修で練習を行う場合は、「もし社長とエレベーターで乗り合わせたら?」と場面設定をし、ペアで会話練習を行っていただきます。
さて、上記のサイトでは、名刺と同じくらい、エレベータートークは自分を印象づける道具として有効であるとい延べられています。そして、次のようなステップでエレベータートークを書くことが奨励されています。
<1>自分の強みや、自分を表す形容詞、売り文句、興味のあることなどを考える
<2>それらの材料をもとに、自分は何者なのか、聞き手にどのような行動をしてほしいか などをメモに書き出す
<3>書いたメモを推敲し、長い表現を短く改めて原稿を完成させる
エレベータートークを話すことはあっても、文章に書いたことはないな・・・と新たな発見をしました。書いたトークは、メール本文でも使えそうですね。
ちなみに会話の1分は、文章にすると300字程度と言われています。皆さんもぜひ、300字ライティングに挑戦してみてください。
Special
- PR -himat | 2010/06/23 09:05 |
twitteのTL約2本分。さて、上手く伝えられているでしょうか。 |