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【プロ野球】

阪神 暗黒へまっしぐら 01年以降で最速60敗

2012年8月29日 紙面から

◇DeNA4−2阪神

 DeNAが競り勝った。2−0から終盤に追い上げられ、同点とされた直後の8回にラミレスの16号2ランで勝ち越した。阪神は1点を追う8回1死二、三塁と攻めながら同点止まりで、主導権を握れなかった。2番手の榎田も誤算だった。

      ◇

 阪神・和田監督がブラゼル外しの“不可解起用”でDeNA・三浦に7イニングを1点に抑えられ、2001年以降最速のペースで今季60敗目を献上した。先発メンバーには26日の広島戦(マツダ)で10号3ランを放ち全得点をたたき出した勝利の立役者・ブラゼルの名はなかった。代わって新井貴を2試合ぶりにスタメン復帰させたが、3打数ノーヒットと裏目に出た。

 ブラゼルを外したことについて、三浦との相性を考えたのかと問われた和田監督は「まあ、それがすべてではないけどね…」と否定せず。だが、前回対戦まで新井貴と三浦の対戦成績は15打数4安打で打率2割6分7厘と特に良いわけではない。一方のブラゼルは対戦自体が少なく6打数1安打で1割6分7厘。長男の誕生日にチーム唯一の2桁本塁打をマークして気を良くする助っ人をあえて外し、チームの勢いを損なった格好で、8回に同点に追い付いた直後に勝ち越しを許してしまった。観戦した坂井オーナーも無言で球場を去った。暗黒へまっしぐらだ。 (中谷秀樹)

 

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