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【プロ野球】

沢村 背信5失点KO 巨人後半戦は竜に1勝5敗1分け

2012年8月29日 紙面から

◇中日5−1巨人

 中日は1回にブランコの適時打で先制。3回には7安打を集め、4点を加えた。吉見は8安打を浴びながら要所を締め、7イニング1失点で11勝目。故障から復帰のブランコは2安打で2打点を挙げた。巨人は沢村がつかまり、中日戦3連敗。

      ◇

 大乱調だった。プロ入りワーストの12安打を浴びた巨人・沢村は5イニング5失点で9敗目。「中日は吉見さんにしても後ろにしても投手がいい。3回までに5点ビハインドっていうのは先発投手としてダメ」と硬い表情で敗戦を振り返った。

 打たれ出したら止まらない悪癖が出たのは3回だ。1死後に大島から5連打されるなどして一挙4失点のビッグイニングをつくった。相手が吉見だっただけに、序盤から敗戦ムードをつくってしまった。完全に詰まらせた当たりが外野の前にポトリと落ちるシーンも目立ったが、沢村は「詰まらせたのに落ちるのはもうひとつコントロールが甘いということ」と反省。「12安打はハッキリ言って打たれすぎ。阿部さんの要求通りに投げられない技術のなさが出た」と自嘲気味に繰り返した。

 原監督は「もう少し、相手エースと競った状態で投げられる力を持ったピッチャーだけど」と苦笑い。ゲーム差に余裕はあるものの、これで球宴明けは中日相手に1勝5敗1分け。ポストシーズンをにらめば、今後に影を落とす沢村の炎上劇だった。 (臼杵秀之)

 

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