ケース4
遊びの帰り、友達数人で乗車。席が通路を挟んだところしか空いてない…。車内にいる人も少ないので、通路を挟んでおしゃべりした。
「いくら車内が空いていても通路を挟んでのおしゃべりは周りの人の迷惑になります。隣同士であっても声の大きさにはしっかり配慮したいところです」(同)
なるほど。ドリンクを持ち込んでいる人などはよく見かけますが、本来あれはNGなんですね。よく考えればわかることですが、みんながやっているとマナーの良し悪しが曖昧になってしまうのかもしれません…。最後に矢部先生から、電車内での心得を教えてもらいました。
「車内や公共の場での行動は、その人の品性が表れます。品がよい人に共通していることは、『どこかにゆとりが感じられる人』です。車内でお化粧している人に『ゆとり』は感じられませんね。きちんと家を出る前に身だしなみを整え、時間に余裕を持って行動することが大切です。
また、上品な印象を受けるのはやはり姿勢です。揺れる車内で立っていてもしっかり背筋を伸ばして美しい姿勢でいること。座っているとき、意外と足先が揃っていない方が多いですがそれを正すだけでも上品に見えますよ。逆に、姿勢を崩して寝ている女性や大声で話している人は、周りに配慮のできない自己中心的な印象を与えてしまいます。これらのことに気を付けて、品性漂うマナー美人を目指してくださいね」(同)
電車の中では「常に誰かに見られている」という意識を持つことが大切。そうすれば、マナーに対しての意識が高くなりそうですね。ぜひ、参考にしてみてください。(船山壮太/verb)
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