[画像をブログで見る]中国広東省の民間企業幹部が2012年8月24日、中国版ツイッター「微博」で「1949年から71年まで 中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていた」と異例の発言をした。、、林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に 点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼からなる」と表記していた。、、林氏は冷静に証拠を積み重ねた上で「中国政府はこれでも釣魚島はわれわれの領土だといえるのか」と疑問を投げかけた。
参照記事何をいまさらという感じだが、自分のブログでも2011年9月8日:
中国人なら中国語は読めるだろう で紹介している、1953年1月8日付けの中国共産党中央委員会の機関紙人民日報の記事のことで、知らないのは中国の国民だけだ。(詳細は過去のブログで):右はその拡大部分
[画像をブログで見る]最近前言をひるがえした台湾だが、台湾が今さら尖閣諸島が中国領などと言えない証明は、過去に台湾(中華民国)自身が発行している。中華民国九年(一九二〇年、大正九年)五月二十日、中華民国駐長崎領事が中国漁民救助に対する「感謝状」として、当時の沖縄県石垣村(現:石垣市)村民に贈ったものが残っていて、ここには「、、漁民、郭合順氏ら三十一人が遭難し、日本の尖閣列島(現、尖閣諸島)にある和洋島(魚釣島のこと)に漂着した。、、」と明記されている。
[画像をブログで見る]先の林氏の証拠として地図も挙げられているが、中国当局が監修した53年、58年、60年、67年に発行した地図で「尖閣群島」「魚釣島」などが表記され、その日中境界線も明らかに日本領土である事を示しているといると指摘している。地図は1967年版の(中国)当局監修による
「中国地図冊普及本」の尖閣諸島の位置と境界線。
参照記事日本ではすでに多くの方がご存じの事とは思うが、こんなことも中国や台湾では公開されていないのかと、こっちのほうが驚く。同時にここまで明確な事実をわざと曖昧にしてきた日本のほうも責められるべきかもしれない。中国人には デモの相手を間違ってもらいたくないものだ。過去ブログ:
領土問題に明確な戦略を 竹島に関しては既に多くが書かれ検証済みで、世界史の中での領土設定を基準にする日本と、法的根拠ではなく、韓国の国内史から故事来歴を寄せ集め、反日のシンボルにしてしまった韓国とが噛み合っていない状況。過去、ナショナリズム高揚の為に事実を都合良く解釈してきた韓国と、それを黙認どころか後押しした日本の左派の責任も大きいと思うのだが。過去ブログ:
従軍は無かった、小野田記録と米軍調査にそれを見る。 「一番公正な歴史教科書は日本」米スタンフォード大学 韓国教授が語る韓国の歴史歪曲
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