英国のヘンリー王子（２７）の全裸写真がいまだに話題に上っている。王子はホテルのバーでナンパした女性グループをスイートルームに招き入れ、全裸で女性をハグしているところを撮影され、これがネットに流出したのだ。
この“事件”はサラリーマンにとって他人事ではない。愛人とセックスし、その場のノリで裸の写真を携帯でパチリ。女が写真をネットに公開して窮地に立たされる危険性がある。何をやっても安泰のヘンリー王子とはそこが違うのだ。
「愛人には絶対に写真を撮らせてはなりません」と言うのは不倫評論家の藤村学氏だ。
「女性は愛の記念として写真を残したがるもの。２人がラブラブのときはいいが、別れ話が始まると逆上してエッチな写真をあちこちに送ったりします。彼女がどうしても裸を撮りたがるときは２人が裸で並んでいるカットを撮り、同じ映像を持つこと。これが抑止力になり、女性の暴走を阻止できます。セックスが終わったら、すぐにパンツをはくこと。フリチン写真を撮られたら万事休すです」
この春、西武ライオンズの選手がホステスに寝顔を撮られ、週刊誌にすっぱ抜かれた。ホテルで不用意に眠るのは禁物だ。
フリーライターの村上行夫氏によると、女性は交際相手が冷たくなると、自分が捨てられると不安になり、エロい写真を撮りたがるそうだ。
「２人だけの楽しい時間のはずなのに女性がベッドの上で携帯やスマホをいじり始めたら、写真を撮ろうとしていると疑ったほうがいい。カメラを巧妙に仕掛けている可能性もあるので女性の部屋に行ったり、明るい照明の下でセックスするのは避けてください。そろそろ別れようと思っているなら、女性がシャワーを浴びてる最中に、携帯の中身をチェックするくらいの用心深さが大切です」
愛人は裏切る生き物だと考えたほうがいい。
（日刊ゲンダイ2012年8月25日掲載）