Razer Nostromo Gaming Keypad 購入
・Razer Nostromo ゲーミングキーパッド – RZ07-00490100-R3M1 (Amazon)
左手用のゲームパッド Razer Nostromo を衝動的に買ってしまいました。
16個のキー、8種類のキーマップ、8方向入力対応のジョイスティックを搭載しています。
購入した理由と製品情報
最近、osu! (音楽ゲーム) で “ペンタブレット + キーボード” のプレイスタイルに変えました。
しかし、ペンタブはマウスと違い比較的大きい入力装置で、キーボードと並べるのは困難でした。
そこで、Amazon で良さそうなデバイスを探していたところ、Nostromo に出会ったワケです。
読みは 「ノストロモ」 or 「ノストローモ」 でしょうか。 単語の意味は不明です。
しかし、男性なら誰しも惹かれる格好良いデザインですよね。
オンラインゲームをされる方にとって、”内蔵メモリ” か否かは重要な問題のようです。
どうやら、マクロを組める製品のドライバが入っていると、ゲームによっては弾かれてしまうらしく、
(ハード内に保存するため) ドライバ不要で動作する “内蔵メモリ” の製品が好かれるのだとか。
規約に適う使い方もありましょうが、ゲーム運営側のチート対策は必要ですから難しい問題ですね。
そして、Nostromo は “内蔵メモリ” ではないため、通常のゲーム用途には向かないと思われます。
Razer Nostromo レビュー
ドライバは付属していないため、Razer Support から DL しましょう。
また、Firmware Updater と Master Guide も同ページから DL できます。
・Support Center » Downloads » Razer Nostromo (Razer Support)
01 ~ 14 のキーとホイールが並んでいます。
それぞれ角度が付いていて、入力し易く設計されています。
サイドに 15 のキーとボタン、ジョイスティックが搭載されています。
15 のキーの下のランプは現在のキーマップを表しています。
ドライバから各キーの割り振りを行います。
単一キー、マウス、プロファイルやキーマップの変更、プログラムとマクロの起動などに対応しています。
画面の下に FW バージョンが表示されるので、初回に確認しておきましょう。
現在 FW 1.02 (Modified: 2011/05/03) が最新であり、私の場合は出荷時から最新版でした。
バックライトは裏側のスイッチからオフにできます。
本体を裏返すと分かりますが、素材に高級感はなく重量もありません。
そのため、激しく連打したり、ジョイスティックを動かすと本体が多少動きます。
照明はドライバから調整できます。
続いて、要であるマクロをみていきましょう。
アプリ毎にプロファイルを最大20個まで作成できます。
Nostromo では 「A + B」 のように複数のキーを割り振ることはできません。
そこで、ショートカットキーを登録するためにマクロを使います。
今回は IE 用に 「Ctrl + D (お気に入りに追加)」 を登録してみます。
プロファイルの管理の 「新規作成」 から IE 用のプロファイルを作成します。
右クリック → 「アプリケーションの割り当て」 から IE の本体* を指定します。
※ C:\Program Files (x86)\Internet Explorer\iexplore.exe
「自動スイッチ」 にチェックを入れると、アプリ (IE) の起動を確認して、プロファイルの切り替えを行います。
ただし、アプリを終了しても (IE 用の) プロファイルは自動で戻らず、そのままになるので、注意してください。
次に、「マクロの管理」 のタブに移動します。
「新規作成」 から 「Ctrl + D (お気に入りに追加)」 用のマクロを作成します。
まず、「レコーディング中のディレイを無視する」 にチェックを入れます。
delay (遅延時間) を無くすことで、記録時の空白の時間を潰すことができます。
準備ができたら、マクロの記録のボタンを押します。
記録が開始したら、「Ctrl を押し続ける → D を押し続ける → D を離す → Ctrl を離す」 と操作します。
これで、「Ctrl + D」 のマクロが完成しました。
必ず、キーを離すところまで記録するところがポイントです。
仮に押したままで記録を終えると、押し続けるマクロになってしまい正しく動作しません。
後は適当なキーに作成したマクロを割り当て、再生オプションを 「1回再生」 にすれば OK です。
また、コピーなどのコマンドは 「基本コマンド」 として用意されているので、活用しましょう。
マクロを複製したい場合は エクスポート → インポート から行えます。
複雑なマクロで幾つか差分を作成したいときは、複製した後に編集した方が手間が省けます。
本来の使い道から外れますが、文字の入力も可能ですから、HTML タグなども登録できますね。
リストパッドは外して一段下げて使用することもできます。
肝心の osu! での使用も問題なく、打鍵感も良いです。
試してはいませんが、対策のためプレイ中のマクロ機能は動作しないと思います。
既存の設定を壊さずに、キーボードの補助的な位置付けで追加できるのは嬉しいですね。
折角なので、Photoshop などの Adobe CS や、利用頻度の高いアプリのショートカットを登録してみます。
覚えるまでは大変そうですけれど、一度慣れたら手放せなくなりそうです。
エクスポートができますから、PC の引っ越しの際に気軽に設定を移せるのも便利ですね。
オマケ: よく一緒に購入されている商品
深夜、Amazon にお勧めされ、評価も高そうなので、特に疑わず同時購入したのですけれど……。
何かが違いますよね。 この製品にマウスパッドは要りませんよね。
……良さそうなマウスパッドですから、これはこれで使うとしましょうか。 (負け惜しみ)
・SteelSeries QcK mini 63005 (Amazon)
Nostromo 買ってしまいました。 この所、お金を使いすぎですので、自重しましょう。
osu! はペンタブオンリーよりキーを併用することで、連打の安定性が飛躍的に上がります。
そもそも、Insane 以上の連打になると、ペンタブオンリーで繋ぐのは至難ですからね。
ペンタブユーザの方は是非検討してみてはどうでしょう?
Windows 8 N と 眼鏡 の記事に少し追記がありますので、お時間のある方は是非どうぞ。
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