LINE

LINEとは、通信キャリアの垣根を越えて利用できるグループコミュニケーションアプリ。

違うキャリア同士でも、無料で音声通話やメッセージのやりとりができる*1。

2012年7月3日、ユーザーのマイページとなる「ホーム」とタイムライン機能を追加することを発表した。ユーザーの投稿に対して別のユーザーがスタンプで評価するなどの機能を備える。

2012年7月現在、世界231カ国で使用され、登録ユーザー数が5,000万人、国内ユーザー数が2,000万人。

運営元は「NAVER」を運営するNHN Japan株式会社。「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘11／第17回AMDアワード」では優秀賞を受賞。

2012年7月にKDDIとの業務提携を発表。

機能

翻訳

メールを日本語、英語、韓国語、中国語に翻訳することが可能。

友だちリスト

メールアドレスを知らなくても、アドレス帳の電話番号を自動で読み込み、LINEの友だちリストに登録するとメッセージが可能となる。

グループ

自分のグループを作成できる機能。1グループ当たり最大100人まで登録できる（1人当たりの参加グループ数は無制限）。

プッシュ通知

会話の通知がリアルタイムに届く。

音声通話（無料）

LINE同士で無料の音声通話が可能。

デコレーション

テキストに加え、絵文字やスタンプを送信できる機能。

ひとこと

「友だち一覧」に表示される自分のプロフィール欄の吹き出しにひとことメッセージを表示させ、自分の近況を友達に知らせることができる。

グループボード

一定期間を過ぎると消えてしまうテキスト機能とは違い、写真、動画、位置情報、テキストを保管できる機能。投稿した内容には「いいね」や「コメント」をつけることができる。

「既読」機能

メッセージを送り、相手がそのメッセージを見ると「既読」という文字がつく。「既読」がついているのに返事がこないという不満がLINEユーザー感で募ることもある。

LINEの特徴

スタンプベースのチャット

チャット型にすることで、メールのような開封作業をなしで簡単にメッセージが送れる。またスタンプを使うことにより気軽さが増し、返信スピードが劇的に早くなっている。

• スタンプキャラクター
  • ブラウン（無表情でクールなクマ）
  • コニー（ツンデレうさぎ）
  • ムーン（感情表現豊かなキャラ）
  • ジェームス（憎めないイケメン風キャラ）

自動でつながる

アプリをインストールすれば、自分の電話帳に登録されたLINEユーザーが自動で表示される。ただしLINEでやり取りしたい、友達だけではなく「家族」や「元恋人」「義父」などが「知り合いかも？」という欄に登場して気まずさを覚えるユーザーも現れている。

企業向け「LINE公式アカウント」

企業向けの公式アカウント。2012年6月に運用を開始。

友だち追加したユーザーに対して、直接メッセージを配信できる。初期費用200万円、月額150万円から。スポンサードスタンプは1,000万円。

プラットフォームサービス「LINE Channel」

ユーザー本人、およびLINE上で繋がっている友達と一緒に楽しむことができる連携アプリ・サービスを集約したプラットフォームサービス。有料コンテンツを購入するための決済サービスとして、「LINE コイン」を用いる。（2012年8月21日にLINE上だけで流通する仮想通貨「LINEコイン」の機能を追加した）

LINE Game

LINEで繋がっている友だちと共同で楽しむことができるネイティブアプリ形式のゲームサービス。2012年7月上旬開始予定。

LINE トークノベル

LINEのトーク上でストーリーを読み進める小説のこと。各小説のアカウントを「友だち」に追加すると、LINEのトークで数行ずつストーリーが送られてくる。ただ読むだけではなく、ストーリーの途中で選択肢が登場し、その選択によってストーリー展開が変化する。読者は「あ」か「さ」のどちらかを選択してストーリーをすすめていく。第一弾のリフレインは20万人の読者がついており、現在講談社をパートナーとして、新しいコンテンツを2012年8月に追加する予定であることが発表された。

“LINEで読む”ために作られた新感覚の小説「トークノベル」が誕生 : LINE公式ブログ

LINEクーポン（2012年08月22日から提供開始）

LINEのアプリ上からレストランや居酒屋などのクーポン情報を検索・参照し、LINEで繋がっている友人に共有することができるクーポンサービス。

第一弾として株式会社リクルートが運営するホットペッパーと連携し、全国の飲食店・クーポン情報を提供する。お気に入りの飲食店を最大100件、クーポン情報を最大30件まで登録できる「お気に入り」機能を搭載している。

LINE Fortune

オリジナルのものやマガジンハウスのサービス、その他外部パートナー合わせ200種類以上の占いメニューを提供する。

2012年7月上旬開始予定。

LINE Sounds shop

レコチョクとの連携による音楽コンテンツ販売サービス。LINEアプリ上から国内外の「着うた・着信ボイス」を購入できるというもので、LINEの着信音等に利用できる。サウンドスタンプとしても使用することが可能で、友人間やグループで楽しむことが可能。

2012年9月開始予定。

LINE Brush

LINE公式連携アプリの第4弾として、スマートフォンを指でタップして自由に絵を描き、LINEでその絵を友達に送ることができる無料アプリ。

2012年07月27日iPhone・iPad版を公開。

サイト

App Store - LINE

LINE - Google Play の Android アプリ

関連

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対応

• iPhone、Android、Windows Phone*2、フィーチャーフォン（電話番号を登録キーとして利用）
• PC版、タブレット端末向けブラウザー版（チャット機能のみ）

関連アプリ

「LINE Card」

http://lineblog.naver.jp/archives/4125546.html

目的ごとにデザインされた60種類のカードをLINEやSMSを使用して、テキストや写真を組み合わせて送ることができるグリーティングカードアプリ（世界5ヶ国App Store無料総合ランキング1位を達成）。

「LINE camera」

http://camera.line.naver.jp/ja

2012年4月12日にGoogle PlayストアにリリースされたLINEの公式カメラアプリ。

684種類のスタンプ 、100種類以上のフレーム 、14種類のフィルター 、156種類のブラシが用意されている。TwitterやFacebookなど、SNSでも共有可能。

アプリ

類似アプリ

LINEとは一切関係ない、非公認サービスまとめ。

LINE非公認のサービスにご注意ください : LINE公式ブログ

類似電話アプリ（無料）

• Viber
• Skype
• WowTalk
• WeChat

類似メッセージアプリ（無料）

• Cubieメッセンジャー
• カカオトーク
• Skype
• iMessage
• WeChat

ダウンロード数、ユーザー数

• 2011年11月08日、累計ダウンロード数が500万件を超える（サービス公開から約4ヵ月半*3）
• 2011年12月25日、累計ダウンロード数が1000万件を超える（サービス公開から約6ヵ月*4）
• 2012年01月27日、累計ダウンロード数が1500万件を超える（サービス公開から約7ヵ月*5）
• 2012年03月05日、累計ダウンロード数が2000万件を超える（サービス公開から約8ヵ月*6）
• 2012年03月27日、登録ユーザー数が2500万人を超える（サービス公開から約9ヵ月*7）
• 2012年04月18日、登録ユーザー数が3000万人を超える（サービス公開から約10ヵ月*8）
• 2012年05月12日、登録ユーザー数が3500万人を超える（サービス公開から約11ヵ月*9）
• 2012年06月06日、登録ユーザー数が4000万人を超える（サービス公開から約12ヵ月*10）
• 2012年07月26日、登録ユーザー数が5000万人を超える（サービス公開から399日*11）

• 2012年2月の月間アクティブ率は89.1％

　「美味しんぼ」のED（エンディング）。中村由真が歌った。