中川真氏のセクシャルハラスメントについての経過報告ブログ

中川真氏によるセクハラ被害者の御中虫が入院

中川真氏のセクハラ被害者の一人である御中虫が、2012年5月末、自傷衝動の悪化により入院しました。
「僕は虫の社会的父親なんだ」と公言していた中川氏。中川氏が御中にとっては社会的父親なんだ、と周囲に認識されてしまうことで、さらに追い詰められる被害者の心理。
セクハラ問題で回りが騒ぐなどゲスの極み、こういうことは当事者同士が解決するべき問題、いい大人が他人に頼らないと解決できないのか、嫌なら嫌と言えばいいじゃないか、などといった周囲の声は、被害者をさらにおいつめるだけでなく、まさに加害者の思う壺の声であると言えます。
中立・傍観・無関係などのつもりで発する(または発しない)言葉や行動が、実は加害者にとって非常に有利であるというのがセクハラ問題の事実。



以下はブログに投稿済みの記事ですが、御中虫の入院をうけて、再度記したいと思います。

<セクハラ被害を受けた時すぐに訴えられなかった理由・御中虫の場合>
自分は過去が過去なので(近親相姦、他人からのレイプ、痴漢セクハラ多数)中川氏にセクハラを受けても「こいつもか」「他のやつにくらべたら(暴力を振るったり脅迫してこないだけ)ましか」「この程度のことで目くじら立ててたら、生きていけないよなあ」という諦めが先に立ち、怒ることができなかった。

当時は性被害の過去を誰にも言っていなかったし、それを絶対に誰にも悟られまいと懸命に自分の女性性を封印し、男性経験や性的なことにはものすごく鈍感なふりをしつづけてきた。だから、中川氏の自分に対する行為はセクハラであるということは内心ではわかりすぎるほどわかっていたのだが、それを訴えると、うっかり言動のどこかでほころびが生じ、自分の過去までもが周囲に知られてしまうのではないかという懸念が先立ち、言えなかった。

散々外見をけなされ「誰がお前なんかに手を出すか」「ほんまに女か?」などと人前でも二人きりのときでも頻繁に言われていたので、そのような自分が中川氏からセクハラにあっていると周囲に訴えても、自意識過剰とか勘違い女のような目で見られ、よけいに傷つくだけだろうな、と思い、言えなかった。

小鹿も書いているとおり、中川氏は冗談の流れでセクハラ行為をすることが多いため、周囲の和を優先してその場で怒りを表明できなかったり、二人でいるときも決して暴力的脅迫的ではなく、「あくまでも場所がないための単なる添い寝」「あくまでも好意による単なるマッサージ」という文脈で肌を触ってくるので、これはもしかして、セクハラじゃないのか?ここで怒る方が変なのか?むしろ彼の好意に感謝すべきなのか?男性恐怖症の自分の感覚がおかしいだけ?と混乱してしまい、言いなりになってしまっていた。

中川氏は他の人と談笑などするときに何度か「御中虫は僕の娘みたいなもの」「僕は御中虫の社会的父親なんだ」等発言しており、また実際その言葉に違わぬ程の面倒を見てくれた。たとえばガムランを離れたところでも仕事をもちかけてくれたり、職を斡旋してくれたり、職場に来て上司に「御中虫を頼みます」とあいさつしてくれたり、私が精神病院入院時は、多忙であろう合間を縫ってしばしばお見舞いに来て私の気晴らしをしてくれたり、主治医にも「あの子は才能のある子だから病気で潰れないようにお願いします」といったことを頼んでくれたり、他にもあったかもしれないが、とにかく様々な場面でお世話になってきた。そういった非常に優しくありがたい氏の一面を考えると、「あの人は実は裏ではセクハラしまくってるえげつない人間なんだ」と告発することは、心情的にとても難しく、それをしたら自分は鬼か悪魔じゃないのか、あんなに世話になったくせに彼を地獄へ蹴り落とすのか、と思うと周囲に相談することはどうしてもできなかった。





周囲に相談することがどうしてもできない状況に追い込まれる、これがセクハラです。
そうなると、一人で苦しみ続けることになるのです。
何かのきっかけでやっと声を上げることができたとしても、
周囲が「人に頼るな」「加害者本人に嫌だと言え」などと即座に言ってしまえば、
被害者はさらに苦しい立場に自らを追い込むことになります。
場合によっては、うつ病、PTSDなどを発症したり、
自傷行為、最悪の場合自殺することもあります。

誰でも、加害者、被害者、加害者の友人、被害者の友人など、問題の当事者や関係者になる可能性があります。
自分の信念や常識、そういったものに例え自信を持っている人であっても、
もう一度、自分が加害者の友人になった時、人として何がいえるのか、
被害者の知人としてどう関われるのか。
今一度想像し、考えてみることが大事なのではないかと思います。


中川真氏のプロフィール 大阪市立大学のサイトより

以下は大阪市立大学のサイトhttp://www.lit.osaka-cu.ac.jp/asia/teacher/nakagawa/index.html
に掲載されている、
中川真氏のプロフィールです。


中川 眞 NAKAGAWA Shin 教授 芸術学博士 1951年生 大阪大学・院・文・修・芸術学

◆プロフィール

 京都大学文学部哲学科(美学美術史学専攻)卒業
 大阪大学大学院文学研究科修士課程(芸術学専攻)修了

 大阪大学文学部助手
 京都市立芸術大学音楽学部講師 、助教授を経て
 大阪市立大学大学院文学研究科教授
 インドネシア国立芸術大学客員教授
 チュラロンコン大学客員教授

◆研究課題

 サウンドスケープ,東南アジアの音楽,サウンドアート

◆国際会議・社会活動

 日本音楽学会
美学会
 東洋音楽学会
 民族芸術学会
 日本サウンドスケープ協会
 日本音楽認知知覚学会
 日本ポピュラー音楽学会

 第8回京都府文化賞「奨励賞」
 第7回京都音楽賞「研究・評論部門」
 第14回サントリー学芸賞「芸術・文学部門」
 第4回小泉文夫音楽賞

◆著書
『平安京 音の宇宙』


単著 1992年6月 平凡社 全390頁
(増補)2004年7月

■都市京都の環境音についての文化史的考察。建都以来ほぼ1200年にわたる音の変遷をコスモス・カオス・ポリティクスの3部構成により解明。国文学、歴史学、人類学など、多様な資(史)料に基づくとともに、風雨、人声、音楽、祭礼音など、さまざまの音を考察の対象として、一つの代表的都市における音の実態と変遷を論じた。サントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞を受賞。
増補ではベルリンの音の章を加えた。

◆演奏会など

1990年1月 京都市 Music People・フリーマン写真展ほか(制作)
1990年5月 京都市シュテッケル・サウンドインスタレーション(企画)
1990年6月 京都市 第2回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1990年6月 神戸市 エキサイティング・ガムラン+和太鼓(演奏)
1990年6月 神戸市水都祭(演奏)
1990年7月 大阪市SIMS国際音楽学会シンポジウム(演奏)
1990年8月 大阪市 四天王寺ワッソ前夜祭(演奏)
1990年10~12月 京都市・神戸市 UK90West(制作)
1990年10月 琵琶湖沖島 BAOアート・フェスティバル(演奏)
1990年11月 神戸市 グリーンコンサート(演奏)
1991年5月 京都市 第3回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1992年11月 京都市 第4回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1993年5月 島根県安来市 ガムランの宇宙(演奏)
1993年7月 石川県松任市 一刻一響祭(演奏)
1993年11月 京都市 第5回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1994年7月 名古屋市 ハイブリッド・ガムラン(演奏)
1994年10月 京都市第6回京都国際現代音楽フォーラム(制作)
1994年10月 福山市現代ガムラン(演奏)
1994年10月 山口市 現代ガムラン(演奏)
1994年10月 高松市現代ガムラン(演奏)
1994年12月 倉敷市 現代ガムラン(演奏)
1996年7月 京都市立芸術大学 ダルマブダヤ公演
1996年7月 貝塚市願泉寺 ダルマブダヤ公演
1996年8月 ジーベックホール ダルマブダヤ公演
1996年8月 ジャカルタ ダルマブダヤ公演
1996年8月 バンドゥン ダルマブダヤ公演
1996年8月 ジョクジャカルタ ダルマブダヤ公演
1996年8月 ジョクジャカルタ ダルマブダヤ公演
1996年9月 ベルリン 京都国際現代音楽フォーラム・ヨーロッパ公演(制作)
1996年9月 ケルン京都国際現代音楽フォーラム・ヨーロッパ公演(制作)
1997年7月 ジャガジャカルタISIホール ガムラン公演「アワン(雲)」(企画・演奏)
1997年11月 京都市 ガムラン公演「音楽の交差点-アジアから」
1998年5月 豊能郡 スペース天オープニング公演「天の音」(制作・演奏)
1998年12月 京都市 京都市国際交流協会 「国際交流 みやこ夢広場 」(制作分担・演奏)
1999年2月 大阪市 オペラ「竹取幻想」(演奏)
1999年4月 ジャワ・プナンバナン マンテン儀礼(演奏)
1999年5月 豊能郡  スペース天「天の音」(制作・演奏)
1999年5月 大阪市 「ピアノ+異空間」(演奏)
1999年8月 河内長野市 河内長野民族音楽祭(演奏)
1999年9月 吹田市国立民族学博物館「越境する民族文化」(演奏)
1999年10月 豊能郡 スペース天「秋天の音」(制作・演奏)
1999年12月 綾部市「天の音・地の響き」(演奏)
2000年2月 神戸市 アジアの民族音楽(トーク・演奏)
2000年4月 ジャワ・プナンバナン クレタ・クダ儀礼(演奏)
2000年4~5月 豊能郡 第1回現代アートの森(制作)
2000年5月 吹田市 みんぱくミュージアム劇場(トーク・演奏)


サイトhttp://www.lit.osaka-cu.ac.jp/asia/teacher/nakagawa/index.html には
その他主な著訳書や、映像も載っています。

文書「中川真氏のセクシャルハラスメントについて」に寄せられた第三者のコメント

2012年3月、被害者3名が中川真氏に送った文書(内容はブログのカテゴリー2~9に記載)には、
第三者のコメントが含まれています。
2012年4月28日の時点では、このブログにそれらのコメントは掲載しないと判断したのですが、
その後、中川氏から被害者3名に送られた手紙(カテゴリー13参照)をみた第三者から、
ブログへの公開も可である、という声をいただきました。
すべて匿名とし、コメントを掲載します。すべて被害者3名が作成した文書(カテゴリー2~9)を読んだ上で3月14日までに書かれたものです。


匿名氏1
まず一読して、ここに書いてある三人の事例はすべて事実であろうと感じた。日付や場所が明記されているからという意味ではない。彼女たちは自分にとって不利なこと、恥ずかしいこと、非常にプライベートなことも勇気を出して曝け出している。彼女たちにとってこの文書を練り上げる作業は、本当に辛かったであろう。そして出来上がった文書は、非常に理性的で、セクハラ被害の当事者でありながら感情をできるだけ控え、客観的事実を中心にまとめている。この内容に一点の曇りもないことさえ読み取れぬ程中川氏という人物は読解力のない愚昧な人間なのか。それでも学者か。教育者であり、社会的地位もあり、マルガサリというグループを取り仕切る役を担い、さまざまなプロジェクトを抱えているという氏の立場を、本当に彼は自覚しているのか。中川氏のメールの内容、口頭での謝罪の言葉、電話、どれをとっても、自らのそういった立場を省みて恥じ入っているというコメントが一つもないことに大きな憤りを感じる。ただのあっけらかん、ノーテンキな言葉の羅列!被害者に謝罪するよりさきに自分自身に恥じるところはないのか、まずそこを申し開きせよ、人間のクズ!なんとか事態をおさめてこのままやっていこうという馬鹿さ加減、ことなかれ主義、このままのうのうとお山の大将を気取りつづけるつもりか。よくそんな気になれたものだ。普通の神経なら、誰に言われるよりまず自省して様々の役職を辞するだろう。
そして、そもそも彼の主宰するマルガサリという集団のメンタリティが整然としていないと感じた。それがセクハラの温床になっているのではないか。マルガサリには中川氏を筆頭に、人格者、識者が多くいる(だから宿泊の際なども心配しないでよい)と娘に聞いていたが、その実態がこれとは、なんたること。とくに男性メンバー、彼らは一体どういう機能をはたしていたのか。ただの傍観者を決め込んでいたのか。中川氏に何らかの恩義を受けていたことは容易に想像がつくが、それとこれとは別だということを誰も感じなかったのか。年端もいかない、まだ世間の右も左もわからない女の子が次々だまくらかされて被害に会うのをただ眺めていたのか。もっと言おう。先ほどこの集団はメンタリティが整然としていないと述べたが、中川氏は無意識にか意図的にか、その無秩序をあるがままに野放しにして、いわば自分のやりたい放題ができる環境へと集団行動原理のベクトルを持っていっていたふしが垣間見える。そのように他者の意識を悪用していたという悪意を非常に感じる。きわめて悪質。「そんなことはない、それは誤解だ」と反論できるものなら、してみるがいい。私はこの文書を読んで、そう感じた者である。この無秩序なさまを、氏はどのように舵とりし、取り仕切ろうと努力してきたのか。そこをまずクリアにせよ。被害者の三人は穏便にことを収めようと、謝罪文という最もやわらかい要求をしているが、個人的には私はあなたのセクハラに対する反論なり、謝罪なりは、その後の話だ、それまでは聞くにも値しないと感じている。     


匿名氏2
私●●●●はガムランネット及びワヤンプロジェクトの活動において、中川氏をはじめクジャク氏やその他のジャワガムランメンバーとも懇意である。
ワヤンプロジェクトのこの年末年始に予定されていた会が召集されないことを訝しく思っていたところ、1月初旬に中川氏から
「ガムランネットは前に進めなくなっている。なぜなら喉に引っ掛かる小骨のような事件=ツイッターでの自分への攻撃があり、謝罪したくても会ってもらえず暗雲が立ち込めている。」という内容のメールをもらった。
一方で、何人もの女性メンバーが中川氏との関わりにおける問題に苦しみ、その事実をそれぞれが隠したままガムランの活動が成り立ってきたという事実をウェブサイト及びクジャク氏やその他女性メンバーとのやりとりで知り、愕然とした。
女性メンバーたちの感じているダメージの大きさと中川氏の事態の受け止め方のギャップに納得できず、クジャク氏やその他メンバーに前述の中川氏から●●への個人的なメールである内容を話した次第である。
●●は中川氏より遥かに後進ではあるものの、関西でのガムラン演奏の先駆者としての自負心を持っており、この問題の根本的な解決と関西ガムラン界のこれからの発展を強く希望している。
それ故、中川氏に個人的遺恨は持たない立場ではあるが、文書に●●に関連する内容を付記したいというクジャク氏の依頼に同意し、その際実名での扱いを希望したものである。
純粋にガムランを愛し演奏する基本を忘れず、はるばるインドネシアから渡ってきて日本、関西で芽吹いたガムランを誇りと責任感を持ってこれからも真摯に育みたいという一心であることを、ご理解いただきたい。 


匿名氏3
中川真氏へ
もう7年になりますが、長話をあなたにするのは初めてです。
私は(教授/高学歴である)あなたが行った、私の妻であるクジャクを辱しめ、心を傷つける行為に本当に失望しています。
この事実についてはもちろん結婚する以前に知っていました、しかし私は、自分を抑え、忘れるように努めて来ました。なぜなら私の夢は日本でガムランを広めることであり、そのためにはあなたと協力しなければならないことは明白だったからです。
しかしあなたには感情が足りないことが判明しました。滋賀公演での控え室、その時は●と、カーテンの中で着替え中のクジャク、私がいました。あなたは私に「●●より先に私の方がクジャクの体を知っている。クジャクの胸の形は素晴らしい」と言いました。
恐らくあなたは恥ずかしいと思ったことがなく、人を傷つけたことに気づいたことがないのでしょう。そしてまた、私にこのように言ったことも忘れているかもしれません。
しかし私は言われた方の者として、侮辱され、傷つき、今日に至るまで忘れることができません。
クジャクが妊娠をした時にもあなたは言いました、「赤ちゃんは堕ろしなさい」 あなたは本当に感情のない人ですね。本当に失望です。
あなたの文化はどこにあるのですか?
なんとあなたは、クジャクへの行為の後もさらに小鹿さん、虫さんにも行為に及んでいた。本当に残念でなりません。
次に私は(あなたの友人である)ジャワ人としてまた日本でガムランを広める努力をしている者として話します。
ガムランを広める点において、あなたのアイデアは素晴らしいと私は思いますが、しかしその方法が少し間違っているのです。
a. あなたは、他人の考えや感覚が自分のそれと同じになるように押し付けすぎる。それは間違っている、あり得ない。
b. あなたは他人との間で自分が一番正しく、トップに立つ人間だと思っている。そしてあなたと考えを同じくしない者を捨てるか、消す。
c. 私が初めてマルガサリを訪れたとき、メンバーがたくさんいた。誇りに思った。しかし今はいない。
d. ●●●●のメンバーももういない。これは大きな失敗です。どうしてこうなるのか?それはあなたの方法が間違っているからです。
e. どうして私がこのようなことを言えるのかというと、私も常々あなたの行動の犠牲者だったからです。
    あなたは人に強制的すぎる。過去を思い出したくもないが、多くのことを私は感じてきました。
f. 人にはそれぞれテンポやリズムがある。人に強いてはならない。

私の望むこと
  ★あなたが自分の過ちを心の底から理解し、傷つけてきた人たちに謝罪をすること。
  ★人の気持ちを理解すること、それはガムランが演奏できるということでもある。
  ★今までとは違う新しい真さんと協力しあうこと。
もしもあなたが「私は間違っていない」と思うのならばとても残念です。私はあなたと協力しあうことはできません。●●や他の仕事は、どうぞ引き取ってください。
今後私は自分の出来る限り、日本の人にガムランを好きになってもらえるよう努力していきます。
これまで本当にありがとうございました。あなたの善いところを私はいつまでも忘れません。


匿名氏4
ガムランを通じて知り合った
大切な三人の友人が、
10年以上も重い苦しみを抱え、生きづらさを
感じていたということを知り、
言葉にならない悲しみを感じました。

読みながら
これがもし自分の奥さんに起きた出来事だったら、
もし自分の姉に起きた出来事だったら、、、、、
と考えてみました。
心の底から強い憤りを感じます。

中川さん、
この文章を読んでどう感じるのか
おしえてください。

匿名氏5 
(非掲載)


匿名氏6
この件への誠実な対応と、今後の歳相応の振舞いを願います。


匿名氏7
はじめに話を聞いたときに、直観的に
セクハラではあるが、それだけではなく
パワハラだろうと思った。
様々な理由のために、抵抗できない(
あるいは抵抗しにくい)相手を選んでいる
ように思ったのである(だから非常に
計算高いと思った)。

「(註;中川氏は)病気だ」という発言もあったそうだが、
そうは全然思えなかった(「意図的に行っている」
ということである)。
このようなことを意図的に何度も行う人とは、
個人的に関わりたくないということが、
第一の感想である(このことには、事後的に
もみ消そうとしていることも含まれている。
何かのはずみで、何かをしてしまうということは
人間ではあり得ることだと思う。大事なことは
その後の態度であると思う)。

そして、自分で何らかの非を認めるのであれば、
自ら様々な立場から身を引くのがいいように
思った(いろんな意味での「けじめ」である)。
具体的には、人の上に立つ立場(リーダー他)や、
人の前に立つ立場(教師・教授)である。
このことが第二の感想である。

他にもあるが、一連の出来事のみに関しては
以上の通りである。

追記
たまたま新聞にオリンパスの元社長で、
オリンパスの粉飾決算を追求しようとして
辞めさせられたマイケル・ウッドフォード氏の
談話が載っていた。
それは、オリンパスの前社長らが逮捕された
ことに関してであって、次の箇所が印象に
残った。
「彼〔菊川オリンパス前会長〕は卑劣なやり方で、
私(の人生や家族)を壊そうとした。憎しみは
ないが、軽蔑している」

今回の一連の出来事に接して、(ウッドフォード氏の
発言と同様に)人として軽蔑されるようなことをされて
きたように感じた。 


匿名氏8
まず、被害にあった女性たちの友人として激しい嫌悪感をおぼえました。円滑な人間関係や一人ではなかなかできない活動のために、我慢して気持ちを押し殺して、何年もの間このような酷い出来事を無かったことにしてきた彼女たちの気持ちを推し量ると、悲しくていたたまれない。この事実を隠して以前のようにまた一緒に活動することはもはやできないでしょう。早く彼女たちの傷が癒えて、新たな被害者がこれから決してでないことを望みます。
マルガサリのメンバー、関西でガムランに携わるものとしての立場からは、マルガサリやガムランネットという組織が実は非常に歪んだ組織だということが自覚されて残念でした。誰に強制される訳でもなく金銭的な成果があるわけでもなく、ただ純粋にガムランやそれにまつわる活動に興味をもって関わりたい人が集まっていたはずなのに、実際には中にこれほどにまで支配関係みたいなものがあって、それに苦しみながらも隠し通してきた人が少なくとも今回行動を起こした3人はいて、これまで身近な犠牲を抑圧してタイトルばかりは立派な様々な活動が行われてきたことが気持ち悪く感じられてしまいました。●●●●(●●●・●●●●●とクジャクのガムランユニット)がマルガサリから抜けた時私は当時それなりにショックで、どうして一緒にできないのかたくさん考えました。特に私自身がジャワに留学してからは、クジャクさんとマルガサリやガムランネットの問題点について個人的に話をすることも何度もありました。でもその時には、自由でいられるはずの関係の中にある歪んだ支配関係という問題について、頭で分かっていたつもりでも本当のところは実感できていなかった。今回のことが明るみにでて、彼女たちの苦しみが実は本当に具体的で切実な痛みだったということに気付き、今までマルガサリやガムランネットに対して抱いていたモヤモヤした違和感が腑に落ちました。
今回のことは御中虫さんが行動したことが始まりだった訳ですが、彼女が今回行動を起こしていなかったとしても、近い将来どのような形でかはわからないけれど表面化していたのではないかと思います。私自身、中川さんやマルガサリに出会ったからこそガムランにより深く関わることができました。これからもできれば日本でガムラン演奏家として成長し活動して行きたいし、日本のガムラン界が発展することを心から望みます。だからこそ、今回顕在化した問題にちゃんと向き合いたいし、関係する人みんなも向き合ってほしいと思います。  


匿名氏9
私は中川さんとガムランを通して知り合い、いくつかのコンサートに参加させて頂きました。ジャワガムランを日本に紹介し、数々の文化的な企画を打ち出し、才能ある方だと思っていたのでこの度の事を知り、非常に残念に思いました。
中川氏のお話を御本人から聞いていないのですが、被害を受けた彼女達の話は嘘はないと信じております。
権力を盾にメンバーである女性達に心身的被害を与え、その証拠隠滅をはかろうとするなど女性として許せないです。そんな悲しい思いの中、気持ちを一つにガムランなど私のような弱い者なら決して演奏出来ない。彼女らはどんな気持ちで演奏し、中川氏と行動していたのかと思うとやりきれない気持ちで一杯です。
中川氏にこの事をどう思っているのか是非聞いてみたく、そして過ちを認め、彼女達に謝罪して頂きたいと思います。


匿名氏10
関係者双方から事情を伺ったわけではないので、今のところ私としては自信を持った判断をすることはできません。そうした判断をするためには、中川さんからも事情を伺うとか、今後、中川さんがどう行動されるのかを見る、といったことが必要だと考えています。

 ただ、それでも現時点でどう思うのかと言われれば、読ませていただいた内容はおそらく事実なのだろうと強く感じています。そして、それが事実であるのなら、中川さんの行為は明確にセクハラで、被害者に対して謝罪をするのが当然ですし、それを求める彼女たちの要求はきわめて正当かつ穏当なものだと考えます。

 友人として、またともにガムランに関係する者として、この件に関わる人たちの皆が納得する形で問題が解決することを願っています。


匿名氏11
(非掲載)


匿名氏12
今回の話を御中虫から聞いた時、やっと抗議してくれたことが、とても嬉しかった。中川眞のセクハラ問題は、もう3年以上前から聞いていたことです。
 御中虫は一見強気に見えますが、その実、内向的・内省的な性格の女性でした。そんな御中虫を、私は以前から心配していました。
 彼女は物事を真面目に考える人物です。どこまでも真摯に考えます。周囲の人達をとても信頼し、愛情を持って接しています。
 しかしその一方で、奇抜で挑発的な衣服を着ていました。乱暴な言葉遣いをしていました。
 その御中虫の一生懸命さ、苦しんでいる姿を傍で見ていて、私は悲しかった。
 私は、彼女の苦しさを少しでも取り除くために、心に思った事をそのまま伝えるよう望みました。シンプルになることを望みました。不満を感じる。ならば抗議する。暴言を吐かれた。ならば抗議する。レイプ被害に遭った。ならば抗議する。
 大切なことは勇気でした。彼女一人で振り絞るのが難しいときは、あらゆる方法をもって応援していました。
 御中虫は、自分の力で徐々に自分の環境を改善し、元気になっていきました。その姿に、私も勇気をもらっていました。そうした日々の努力の内の行動の一つとして、今回、御中虫は中川眞のセクハラを告発しました。嬉しかったです。

 しかし告発後、長い間、事態は何ら変化、進展しないようでした。今年の1月頃、私は御中虫から相談を受けました。不思議に思いながら、私は『中川眞氏のセクシャルハラスメントについて』(以下、この書面)を読みました。
 これを読んで、私も尊敬していた中川眞が、女性問題やモラルに対して一般より優れていることを求められてしかるべき地位にあるにも関わらずしていた10年以上にわたる多数のわいせつな言動を知りました。愕然としました。
 彼女達がいかに苦しい立場にあったのか、その苦しさや悩みを想像すると、私のようなマルガサリ関係部外者の男ですら胸が痛みました。
 そして、私が3年以上前から御中虫より聞いて知っていた内容は、氷山の一角であったことを知りました。

 この書面と、私の記憶とを対比して以下に書きます。
 
 この書面          私の記憶
・A-1の2001年12月     時期不明、被害者不明、論文チェックのため中川眞宅に行き、
               宿泊した女性に対して、なんらかの性的なちょっかいを出した。
・A-1の2002年~2004年   時期不明、クジャク氏に対する容姿に関するセクハラ発言が多数あった。
・A-1の2008年6月8日    時期不明、人物不明。中川眞が夫に対して妻についての性的な話題をした。
・A-2の全て        時期不明、人物不明。どさくさに紛れてする痴漢行為が多数あった。
・A-3の2005年4月      時期不明、御中虫の顔面に馬乗りになり、腰を振った。御中虫は失神した。
・A-3の2005年8月初旬 時期不明、御中虫に対して、夜『男と寝るのは初めてだろ』など言いながら
               肌を触った。以後やむを得ない宿泊時には布団を別々にした。

・A-3記載なし       長岡京市在住の頃、御中虫は中川眞に対して、
               自らが過去何度もレイプ被害に遭い、それが原因で様々な症状を発症し、
               苦しんでいたことを打ち明け、治療のため、カウンセラーの紹介を依頼した。
・A-3の2011年5月21日    時期2011年春、アート銭湯にて。この件に関する詳細は別に書きます。
・A-4については、知りませんでした。
以上です。

 ここで、A-3の2011年5月21日について私の記憶を以下に書きます。
 この日、マルガサリの演奏を観覧するため、御中虫と一緒にアート銭湯に行きました。ごく内輪な雰囲気のある和やかな会でした。私は当然、大阪市立大学の施設であるアート銭湯において、マルガサリ代表中川眞(大阪市立大学教授)に対し最大の敬意を払うよう心がけていました。
 二つの記憶があります。
 一つは、参加していた皆さんで円座を組み会話する時、私の態度と話し方を見て、彼は私に対し『ビビってるんだ』と円座の対角線から言い放ったことです。これには大きく戸惑いました。彼の真意が理解できませんでした。
 もう一つは、御中虫が椅子に座っていた際、中川眞が抵抗する彼女の両足を持ち、そのまま椅子から引っ張り落としたことです。御中虫は落とされまいと最後まで椅子を掴んでいましたが、尾てい骨から真っすぐ床に打ち付けられました。全く受け身の取れない、骨折するかもしれない危険な落とし方でした。そもそも、パートナーである私の目前で彼女に何をしているのか理解できませんでした。今、これを書いていて、怒りと、愚鈍な自分への情けなさを感じます。その後開演となりましたが、すぐに御中虫が不調を訴え、私に助けを求めてきたので、ともに中座しました。何故か酷く不調な彼女を心配し、彼女の帰りたいという言葉を受けて、その日は殆どの時間を会場の外で潰した後、彼女が挨拶をしたいという知り合いに会うため会場へ戻り、お礼を述べ、また中川眞にも「ありがとうございました」と挨拶をして、帰りました。
 後日、私が直接抗議すべきであった、と後悔しました。しかしその後、御中虫が私をマルガサリのイベントに誘ってくることはなく、アート銭湯での出来事を抗議をする機会はありませんでした。自分の愚鈍さが情けないです。恥ずかしいです。悔しく、怒りを感じます。
 そして今回この書面を読み、御中虫がアート銭湯の日の夜、涙を流していたことを知りました。私は今まで何も気付かなかった自分が情けない。大阪市立大学教授・中川眞・セクハラ対策委員長という肩書きを盲目的に信頼した自分が情けない。胸が張り裂けそうです。
 A-3の2011年5月21日については以上です。
次に、私がこの書面を読んで感じたことを以下に書きます。
 この男は危険だ、と感じました。
 中川眞は非常に影響力のある地位にあります。それは関係者の生活に直結する経済的な点においても同様です。『中川眞に歯向かって、それでもインドネシアの芸能やガムランという狭い業界で食っていけるのか?』と感じました。一部の男性が、この書面の作成者に対して冷淡になったり、消極的態度を取るようになったと聞いています。『大の大人が何を言ってるんだ』等、誹謗中傷とも思われる言葉もあったと聞いています。
 性被害に遭い、ショックを受けた心を整理して、抗議するまでに立ち直るには、非常に長い期間を必要とします。長い期間を経ても立ち直れる人はごく少数です。長い、とても長い時間を経て、ようやく抗議した時に、成人だからと言って彼女たちを逆に非難するような言動をとるとは、全く情けないことです。
 わいせつ行為の被害は深刻です。私が最も問題として感じているのは、わいせつ被害後の影響です。後遺症といっても過言ではないでしょう。今回の問題は、わいせつ行為者である中川眞が社会的地位のある人物であるため、さらに大きな問題となっていると思います。
 わいせつ犯罪の問題の本質は、被害者が心理的・社会的に犯されることにあります。わいせつ行為者の目的は、被害者を奇襲し、支配し、屈従させること、彼女達を孤立無援状態にしてしまうことにあります。
 彼女達のような被害女性は、危険な位置に身を置いたとか、抵抗が役に立たないものだった、などと厳しく自己を責めます。私は、それが悲しい。とても悲しい。自分を責める必要などないのです。女性達が自分を責める言葉は、わいせつ犯罪者とわいせつ行為を放任または黙認する周囲の者たちが、自己の行為を正当化する理屈と一致します。私はここに大きな疑問を感じます。
 彼女達が自分のふるまいを、本当に心から、公平に評価できるようになるのは、自分の側の行動がどうであろうと、それは中川眞のした行為を免除するものでないということを、心から理解してからでしょう。そこから彼女達の自信の回復への一歩が始まると思います。

 中川眞の少なくとも10年に及ぶわいせつ行為は、何らかの処分が必要な程に大きな問題です。
 例えば、A-1の2008年6月8日や、御中虫に対する行為全般は、悪質です。私は許せません。
 御中虫は、心の最も奥底に秘めていた大きな問題を打ち明けるほど、中川眞を信頼し続けていました。社会を信じる象徴的存在であったといえます。しかし彼は、その信頼に応えることなく裏切りました。御中虫が告白した後に、中川眞がした行為は、アート銭湯での行為でした。
 ●●●氏とクジャク氏の被害についても、非常に大きな怒りを感じます。私は●●●夫妻と直接に会話したことは一度もありません。しかし、お二人の雰囲気や演奏の様は、よく覚えています。2009年夏に神戸のC.A.P. STUDIO Q2において●●●氏のごくそばで、私は花火を見ていました。彼のとても優しそうな穏やかな雰囲気は今でも覚えています。彼の心中を思うと、彼の尊厳を思うと、私は中川眞に対して強い怒りを感じます。
 中川眞に対して何らかの処分があることは当然と思っています。中川眞はわいせつ行為の被害影響その後を想像すらしたことが無い。ある訳が無い。

 私は、わいせつ犯罪における被害女性達の気持ちを考えると、ただ悲しい。失われた尊厳は取り戻せるのだろうか。屈辱は払拭できるのだろうか。罪悪感を否定することは出来るのだろうか。孤立無援感は回復出来るのだろうか。立ち直るために必要な時間は膨大です。一生を棒に振るほどに膨大です。それでも立ち直れない女性が多くいるようです。私にも過去、性被害に遭った女性と複数お会いしました。助けられませんでした。その女性達は、今元気だろうか。立ち直れたのだろうか、今でも心配しています。中川眞のわいせつ行為に遭った女性は、他にも多数いるそうです。今回勇気を出して抗議に立ちあがった女性は、ほんの少数だそうです。私は今後このような出来事が一切起こらないよう、適切な対応がされることを、関係者皆さまに切に望んでいます。中川眞本人に対しては特に何も望んでいません。なぜならこの書面のB【ツイッター投稿後の中川真氏の行動】全体からみて、彼には猛省する可能性を感じないからです。あまりにも幼稚な言動であり、呆れています。
この書面を作成した彼女達が中川眞に求めているのは、処罰ではないのでしょう。私個人は、中川眞は社会的制裁を甘受して当然と思うが、彼女達は中川眞の猛省を求めています。その彼女達の気持ちを理解せず、中川眞は隠蔽工作に終始しました。利己的かつ自己中心的な行動をする人物だと思います。残念でなりません。
 なお、私は、この問題がNPO法人全国女性シェルターネット『パープル・ホットライン』や独立行政法人福祉医療機構などに知らされていないことに注目しています。彼女達は公的な専門機関に相談することなく、自分達だけで話し合い、悩み、考え、ここまで辿り着きました。私は、御中虫がツイッター等を利用し、それに応じて人が集まり、多くの人が励まし、ようやく完成に至るであろうこの書面と、経緯の全ては、中川眞と彼女達の間の問題解決だけでなく、性被害に苦しむ女性達すべてにとって、大切な事例になると思っています。

 また私は以下の事実が気になります。
・【MSN産経ニュース2011.6.17 17:42 性被害57%「顔見知り」「1年以内」540件 政府初の電話相談結果】によると、「パープルダイヤル」の結果、加害者で最も多かったのは「職場関係者ら知人」34.4%で、「家族」14.1%、「交際相手・元交際相手」5.6%」「配偶者・元配偶者」3.3%と続いたそうです。これらを合わせると57.4%で、「知らない人」の15.7%を大きく上回る結果が出ています。
・【日弁連委員会ニュース№30 2012.1 責任編集者:日弁連犯罪被害者支援委員会(事務局次長 望月晶子)の性暴力救援センター・大阪(SACHICO)の紹介】によると、
 ……『…加害者との関係では、知人・顔見知りが54件、知らない人が24件で、強姦は知らない人から突然襲われるもの、というのが誤解にすぎないことがはっきりと示されています。』……
 と記載されています。
 こういった事実・過去のデータなど踏まえ、この問題を周辺関係者各位が正しく認識し、理解し、適切な対応をとられることを望んでいます。
 
 最後に、素朴にガムランを愛する一個人として、また何度か公演に足を運び、マルガサリの高度かつユニークな演奏・パフォーマンス・ダンス等に心から感動し尊敬の念を抱き、マルガサリの発展、インドネシアとの健全な文化交流を望む者として、私は、中川眞への処分対応は、即時に議論しなければならない、絶対に放置してはならない問題だと思っています。
 この書面を読む全ての人が誠実に厳粛に、決して軽んじることなく受け止めるであろうことを期待しています。
 
 気持ちを落ち着かせながら、正しく書きすすめたつもりです。しかし、ここまで書いた今、改めて強い怒りを感じています。
長文乱筆乱文ごめんください。 


匿名氏13
今回、このことを知り、言葉を失っています。
文章を読ませていただいて事実であると思いましたし、明らかにセクハラ行為で
あると言えます。

中川さんには、まず、ご自分の行為がセクハラ行為であるという認識を持ってい
ただきたいと思います。そして、彼女たちの心の痛み、苦しみを感じていただき
たいと思います。それによって、中川さんの取るべき行動は自ずと明らかになる
と思います。中川さんがこれまでの行為をどのように認識され、彼女たちの人格
にどのように向き合われるのかは、中川さんの今後の行動に現れると思います。
それを見守りたいと思います。


匿名氏14
クジャクさんから中川真氏のセクハラについて話を聞き、また今回の文書を読んで、中川氏の破廉恥さに強い怒りを覚えるとともに、被害者の方々の苦しみ、また家族や関係者の方々の苦しみを思うと、中川氏への憤りがおさまりません。

大学教授で社会的地位もあり、人を育てる教育者の立場でもある中川真氏の行為は、決して許されるものではありません。ましてや、中川氏のことを尊敬し、純粋で立場的にも弱く、言いなりになるしかなかった彼女たちへの屈辱的なセクハラ、言葉の暴力という事実は明白で、黙認できません。中川氏はこの事実を真摯に受け止め、社会的にも、また一人の人間としても相応の責任を取らなくてはなりません。

中川氏個人のみならずマルガサリというグループにも大きな責任があります。マルガサリは、絶対権力者である中川氏を囲んで、周囲の数人の人たちが、中川氏の性格、性癖、権威の乱用を黙認し、擁護している実態が明らかです。中川氏のセクハラを今まで放置してきたマルガサリ自体の責任も要求します。


以上14名のコメント
・14名のうち、ブログ内での掲載を希望しない方のコメントについては非掲載としています。
・コメントの中でA-1 A-2などの文書内の特定の部分をさした表現がありますが、このブログではABCではなく、カテゴリーで表示しています。(Aは、カテゴリ2のセクハラの事例をさします。)

大阪市立大学教授中川氏の音楽団体マルガサリをはじめとする、社会的活動

中川真氏は マルガサリという音楽団体の代表です。

マルガサリ
大阪府豊能町牧地区にある寒天工場を改装した「スペース天」を本拠地として、1998年3月に結成。

マルガサリのこれまでの主な公演
いずみホール(大阪市)、ザ・フェニックスホール(大阪市)、
碧水ホール(滋賀県水口町)、猪熊弦一郎現代美術館(丸亀市)、
みやこメッセ(京都市)、大阪市国際交流センター(大阪市)、
河内長野ラブリーホール(河内長野市)、豊中市民会館(豊中市)、
国立民族学博物館(吹田市)、中丹文化会館(綾部市)、
アサヒビールロビーコンサート(東京都)、池田神社(池田市)、
京都芸大(京都市)、センター街(神戸市)、
大阪府婦人会館(大阪市)、奥越地場産センター(勝山市)、
北浜Alley(高松市)、大津市民会館(大津市)

マルガサリHP http://margasari.com/ より



また、中川真氏はガムランを救えプロジェクトの代表でもあります。

ガムランを救えプロジェクト
2006年5月27日にジャワで大きな地震が発生し、多数の死傷者が出ました。もちろん 被災者へのケア、日常生活の復旧等が緊急の課題ですが文化や芸術関係に与えた痛手も甚大です。工芸で有名なジョグジャカルタ郊外の村々、並びに芸術系の大学、高等専門学校は壊滅的な打撃を受け、ジョクジャカルタ市内の舞踊団のリハーサル、レッスン施設(プンドポ)も多くが倒壊し活動が停止状態となっています。何とか音楽家やダンサー、ガムランや道具を助けたい。そんな思いをもって、関西在住のアジアの音楽・舞踊、文化関係の有志が集り日本から(さらには世界から)の支援の輪を広げていくことにしました。みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

ガムランを救えプロジェクトHP http://gamelanaid.web.fc2.com/index.htmlより



中川真氏は、エイブルアートオンステージ(http://www.ableart.org/)ガムラン公演 
「さあトーマス」の実行代表者です。 たんぽぽの家(奈良県)と共同での作品作りを2004年からはじめています。

以下サイトより引用 (http://margasari.com/thomas/aa_thomas-pgm11.html)

さあトーマスという試み
中川真(実行代表者)

1.はじめに
 ぼくたちマルガサリが障害のある人と出会ったのは、2004年4月のことですから、ちょうど1年前に遡ります。「たんぽぽの家」に新しいアートセンター「HANA」が竣工するため、そのオープニングとしてガムランの演奏をしよう、そして折角だから、たんぽぽの家のメンバーと一緒に演奏しようということになったからです。それが、こんなに緊密なコラボレーションに発展しようとは、想像もしていませんでした。
 それまでに、マルガサリは共同作業をグループの表現方法の大きな柱のひとつとしていました。もちろん、その他の柱には、ジャワの古典音楽や舞踊があるわけです。
そして、野村誠さんをはじめとする作曲家との新作上演、あるいは和太鼓倭など異ジャンル演奏家との共演・・・など、かなりの数の実験を重ねてきました。それがいかにスリリングで面白いかということも実感しました。いまでは味をしめて、マルガサリのなかに小さなユニットができ、クラブに出入りしている人々もいます。だからこそ、それほど抵抗なく障害のある人との共同作業も開始できました。
 5月以降もほぼ月に1回のペースで出会いを重ね、このエイブルアート・オンステージのプロジェクトに採択されてからは、ワークショップという名称の練習を11月から10数回もってきました。もちろん、「合わせる」練習回数としては十分な量ではありませんが、充実した練習ができたという実感はあります。もちろん、それはアート面からの様々な試みの投入の結果ですが、環境面つまりケア面からの支援がなければ到底できなかったことです。
 このプロジェクトはアートの可能性を広げることが目的ですが、同時に、そのために敷かれるケア体制の試行でもあります。練習にのめりこむ余り、ケアしている人からすればハッと思うような危険なことも、多々あったのではないかと推察します。正直にいえば、最後の方などはもっと重ねて練習したかったのですが、それは無理であるとはっきり言われたりもしました。アート面だけではなく、そういった環境面での可能性や限界を探るのも、このプロジェクトの意味であろうと思います。
 いずれにしても、今日までに至ったこの1年間の経験は、とてつもないぼくたちの財産となりました。それらが多くの人々と共有されることを望みます。



その他、大阪市立大学の活動の一環としてマルガサリと組んだソーシャル・インクルージョンを謳った活動も行っています。

以下サイト(http://margasari.com/)より

ガムランが妄・奏する!

大阪市立大学都市研究プラザ主催「ソーシャルインクルージョン(社会包摂)オンステージ」(アート&アクセス第3回シンポジウム・公演)にマルガサリが出演します。

公演概要

公演タイトル 「ガムラン・クリスタル:映しあう声と響きあう光」
日時 2011年3月19日 13:30開場 14:00開演
会場 大阪市立大学 田中記念館大ホール
参加費 無料・申込不要
主催 大阪市立大学都市研究プラザ
お問い合わせ 大阪市立大学都市研究プラザ(06-6605-2070)


このブログでセクハラを訴えているクジャク、御中虫、小鹿の三名は、
かつてマルガサリのメンバーであり、
すべてのセクハラ被害をマルガサリメンバー時に中川真氏よりうけています。

キャンパス・セクシャル・ハラスメントを考える 大阪市立大学「人権問題研究」6号より

キャンパス・セクシャル・ハラスメントを考える 大阪市立大学「人権問題研究」6号より

大阪市立大学 岩堂美智子先生が書かれたものがネットで閲覧できるようになっています。

モラルハラスメントとは

ブログにコメントを下さった方が参考にと教えてくださいました。
中川氏のセクハラ、パワハラの背景にモラルハラスメントの存在があるのではないかと思います。
以下、Wikipediaより掲載。

モラルハラスメントについて Wikipediaより
モラルハラスメント(英: moral harassment)とは、精神的な暴力、嫌がらせのこと。モラハラと略すこともある。
目次
1 概要
2 モラル・ハラスメントの加害者と被害者
3 モラル・ハラスメントの過程
4 モラル・ハラスメントと法律
5 参考文献
6 関連書籍
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク

概要

フランスの精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌが提唱した言葉。外傷等が残るため顕在化しやすい肉体的な暴力と違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力は、見えづらいため長い間潜在的な物として存在していたが、イルゴイエンヌの提唱により知られるようになった[1]。イルゴイエンヌは、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘いが、精神的な暴力は肉体的な暴力と同じ程度に、場合によっては肉体的な暴力以上に人を傷つけるもので、犯罪であると述べる[2]。
なお、日本でモラルハラスメントと言った場合はその殆どが夫婦間の、肉体的暴力を伴わない精神的DV(家庭モラルハラスメント)の意味合いで用いられることが多く、特にモラハラと略された場合にその傾向が強い[要出典]。

モラル・ハラスメントの加害者と被害者

モラル・ハラスメントの加害者となる人物には特徴が存在する。加害者となるのは、「自己愛的な変質者」[3](※1、※2)である。罪悪感を持たない、責任を他人に押し付ける[4]、子供の頃に受けた何かのトラウマによってなる性格だとは考えられるが[5]、普通の人なら罪悪感を持ってしまうような言葉や事を平気で出せる/出来る[6]、誰かから奪うことを欲している[7]、内心の葛藤を自身で引き受けることが出来ず外部に向ける、自身を守るために他人を破壊する必要を持つという「変質性」を持つ[8]、というところに特徴がある。「症状のない精神病者」と理解される[9]。モラル・ハラスメントの加害者の攻撃性は、ナルシシズムが病的に拡大されたものである[10]。[11][12]
モラル・ハラスメントの被害者に選ばれる人物にも傾向が存在する。被害者となるのは、几帳面で、秩序を愛し、他者への配慮を働かせ、責任感が強い、メランコリー親和型(※)というタイプの人物で、起こった出来事に対して、自分が悪いのでは?と罪悪感を持ちやすい[13]、誰かに与えることを欲している[14]という特徴がある。そのタイプの人物が、自己愛的な変質者が欲しているのだが持っていないものを持っているか、自身の生活のなかから喜びを引き出している場合、自己愛的な変質者の前に居合わせることになったとき、「被害者」に「選ばれる」[15][16][17]。[18]

モラル・ハラスメントの過程

加害者は、自身の「魅力」によって、被害者をまず惹きつけにかかる[19]。次に、嫌味、皮肉、口調、態度など、ひとつひとつを取ってみればとりたてて問題にするほどのことではないと思えるようなささいな事柄/やり方によって、被害者の考えや行動を支配・コントロールしようとする(支配の段階)。この段階では、加害者は被害者に罪悪感を、周囲には被害者が悪いと思わせようとする[20]。[21]
被害者が自立しようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力をふるい始める(暴力の段階)[22]。[23]
モラル・ハラスメントの全過程を通じて、被害者は加害者の真意をはかりかねる、「悪意」を想像しない、あるいは自分のほうが悪いのではないかと逡巡する、暴力は相手が悪いが、原因は自分にあると思考してしまう、などによって苦しむ。[24]
モラル・ハラスメントの加害者が行う個々の攻撃行動は、普通の人でもやってしまうことがあるものだが、普通の人はためらいや罪悪感を伴ってしまうところを、「本物の加害者」[25]は自身のほうが被害者だと思っているほどの感情の持ち主であるという[26]。
モラル・ハラスメントでは、耐えかねた被害者が加害者に肉体的な暴力をふるってしまうことがよく起こる。加害者がそのように仕向けることすらある。しかし現在のところ(原著は1998年)、社会は精神的な暴力に対しては対応が甘く、肉体的な暴力に対して厳しいので、その点が問題だという。[27]

モラル・ハラスメントと法律

2002年1月、フランスで、職場におけるモラル・ハラスメントを禁止する法律が出来た[28]。

参考文献

著:マリー=フランス・イルゴイエンヌ 訳:高野優 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』 紀伊國屋書店 ISBN 4-314-00861-X 2006年5月31日 第11刷発行

関連書籍

マリー=フランス イルゴイエンヌ『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』(紀伊國屋書店)ISBN 4-314-009-322
イザベル・ナザル=アガ『こころの暴力夫婦という密室で: 支配されないための11章』(紀伊國屋書店)ISBN 4314009055
北風めい 『モラル・ハラスメント ―普通の結婚生活がわからなかった―』(新風舎)ISBN 4-7974-9640-1
谷本惠美、橋本智子、矢田りつ子、熊谷早智子、水野紀子『Q&Aモラル・ハラスメント―弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別 』(明石書店)ISBN 978-4750326818
熊谷早智子『家庭モラル・ハラスメント 』(講談社)ISBN 978-4062725033
箱ミネコ 『こんなオトコ要らねぇ  箱ミネコのモラハラリコン日記』(マガジンランド)ISBN 978-4944101337
石坂晴海 『男と女の離婚格差』(小学館)ISBN 4-0937-9749-8
桃猫 『くたばれバカ旦那!―モラハラ夫との8年間の闘い』(太陽出版)ISBN 4-8846-9489-9
荘司雅彦 『離婚裁判~モラル・ハラスメントからの脱出』(アメーバブックス)ISBN 4-3449-9028-5
安冨歩『複雑さを生きる』(岩波書店)ISBN 4-00-026350-1
安冨歩・本條晴一郎『ハラスメントは連鎖する―「しつけ」「教育」という呪縛』(光文社)ISBN 4334033997
バリー・ハゴサヌ『モラル・ハラスメント 不愉快、トラウマ、コキュコキュ』(月賦堂)ISBN 4822524786
町田純『精神的虐待を受けた少女の記憶-だから私は家族を捨てた-』(新風舎)ISBN 4-7974-8864-6

脚注

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^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.12 - 14.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.12 - 13.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.9.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.224 - 225.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.12, 211, 222 - 224, 227 - 228.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.9.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.241.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.209 - 210.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.210 - 211.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.211 - 215.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.9 - 10, 209 - 228.
^ モラル・ハラスメントの加害者は、「自分が<常識>であり、真実や善悪の判定者であるかのようにふるま」(p.215)い、「優れた人物であるという印象を与え」ようとし(p.215)、「自分の欠点に気づかないようにするために他人の欠点を暴きたて」(p.216)、「賞賛してもらう>ために他人を必要」とし(p.216)、「モラル・ハラスメントの加害者の論理では、他人を尊重するなどという考えは存在しない」(p.216)。「復讐の気持ちをともなった怒りや恨み」(p.212, p.218も)を持ち、「加害者は被害者にすべての責任を押しつけてしまうことによって、ストレスや苦しみから逃れる」( p.256)。以上『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』。
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.9 - 10.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.241.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.218 - 220. 本書はモラル・ハラスメントの加害者を「精神の吸血鬼」と表現している。「誰かが楽しんでいるのを見ると、それがたとえ自分の子供であっても、その楽しみを妨害しようとする」(p.220)。「モラル・ハラスメントの加害者は絶えず誰かの悪口を言っている」(p.220)。
^ 物質的・精神的を問わず、自分が持っていないものを持っている人物を見ると、人は惨めな気持ちになる。普通の人は、努力して手に入れるか、あきらめるのだが、モラル・ハラスメントの加害者になるような人物は、相手を破壊しようとする。辱め、貶めようとする。「羨望」が加害者の原動力である。『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.220 - 222.
^ 羨望から相手の持っているものを手に入れるとき、モラル・ハラスメントの加害者になるような人物は、相手と与え合う関係をつくって欲しいものをもらうという方法は取らない。ではどうするかというと、たとえば、相手が優れた考えを述べたとすると、「その考えは相手のものではなく、加害者のものになる」(p.222)という方法を模索し、取る。『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.222 - 224.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.230, 229 - 245.
^ モラル・ハラスメントの加害者が人を支配しようとするのには、自身の「魅力」を用いる。※妄想症の人は「力」を用いる。『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.226.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.250 - 255.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.10 - 11.
^ 「モラル・ハラスメント」のメカニズムが機能しているかぎり、加害者の心には安寧がもたらされるので、被害者以外の人には「感じのいい人」として振る舞うことが出来る。そのため、ある人が突然モラル・ハラスメントの加害者として振る舞ったとき、周囲には驚きがもたらされる。「そんなはずはない」と否定する人さえいることになる。『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.228.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.10 - 11.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.10 - 11, 250 - 259.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.11.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.11, 209.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』pp.19, 12 - 13.
^ 『モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない』p.14.

関連項目

自己愛憤怒
自己愛性パーソナリティ障害
共依存
企業内教育 - リストラ教育 - 管理教育 - スパルタ教育 - 退職強要 - 退職勧奨 - ブラック企業
日勤教育 - 訓練道場

外部リンク

職場における「○○・ハラスメント」 ~ その分類と定義について~
「モラル・ハラスメント」規制を法制化 (労働政策研究・研修機構)
こころのサポートセンターウィズ

セクハラ加害者中川氏にクジャクが送ったメールの内容

12月31日から1月12日まで、
中川氏はクジャクに対し何通もメールをしています。
内容は、「これは誤解である、これについて話し合いたいし、それとFやHなどの音楽団体の講師の仕事、これは僕が依頼していってもらっているが、これについてはどうしますか」
というもの。
クジャクは、中川氏に「セクハラに関して二人きりであうことは不可能である」と何度も伝え、
1月12日から、現在5月1日まで、中川氏がクジャクにコンタクトを取ることは一度もありませんでした。
4月20日のはがきと、4月28日の手紙が、
被害者に対する中川氏の返事だと受け取ったクジャクは、
中川氏に以下のメールを送った。
またクジャクは中川氏が監修するいくつかの音楽団体からの脱退も決意表明しています。



中川真さんへ

こんにちは。クジャクです。
12月2日からもう5ヶ月です。
いろいろな思いが交錯した日々でした。
しかしそれももう終わりです。
私は本当に多くのことをあなたから学びました。
人の生き方のあれこれがよくわかりました。
私はあなたのような嘘つきは嫌いです。
「ガムランをしていたら性格がよくなる。」
昔あなたが学生に言っていた言葉を思いだし、吹き出しています。
ガムランに出会って何十年か知りませんが、
あなたの近くからは一人また一人と仲間が去っていくでしょう。
私もその一人です。
お世話になりました。
御中虫へのメールで、私と小鹿には誠実に対応すると、言っているようですが、
それはお断りします。

クジャク

2011年12月2日から中川氏が誹謗中傷する精神病と周囲に言い、自身は無視し続けた御中虫に対し送ったメールの内容

12月2日の御中虫とクジャクによる大阪市立大学都市研究プラザ中川真教授のセクハラ暴露ツイート以降、
「御中虫は精神病である、事実無根の虚言を言いふらしている」等、クジャクや小鹿、周囲の人に伝え、自身は御中虫への完全無視を決め込んできた中川氏が、ブログをやめツイッターをやめ日常生活が満足に送れなくなり、白旗を揚げた御中虫に対し、5ヶ月してはじめてメールを送りました。
その内容とそれに対する御中虫の返信を掲載します。
※御中虫の返信の内容について、関係者より一部修正の要望がありましたので、全文掲載は5月2日をもって、その箇所を伏字にしたものにかえさせていただきます。


御中虫さま

メールありがとう。
心身の状態はどうですか?
心配しています。
僕があなたからの(ブログ・ツイッター上の)メッセージに対し反応しなかったことで、
相当追いつめてしまったのではないかと反省しています。
あなたからの4月28日付メールの中に書かれた申し越し(クジャクさんたちの件)に関して
は、今後、誠実に対応したいと思いますので、ご安心ください。
また、僕はブログ、ツイッターを見ませんので、この件について何かありましたら、
メール等で直接お知らせくださるよう、お願いします。



なかがわしん






拝復。心身状態はおかげさまで最悪です。幸い今は連休中ですから友人らに身の回りの世話全てしてもらっていますが、元凶のあなたに今更心配されても状態はいよいよ悪化するだけですからどうぞ御気遣いなく。
また、ブログやTwitterを見ないとのことですが、少しは見た方が良いんじゃないですかね?●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●。まあ、あなたにはそういったものが好きな腰巾着氏もいることですから私がいちいち報告する必要はないでしょう。こんなけったくそ悪いメールを何通も書くのも面倒なので、その方にも伝えてもらえますか、寝た子を起こすなと。では、おやすみなさいませ。御中虫 九拝



御中虫は、これがラストメールになると述べています。

クジャク、小鹿も精神的にかなりまいっています。
ちゃんとした日常を送るために、
セクハラ加害者である中川真氏に対し、
被害者3人は最後の行動を取る段階に至っています。

中川氏の手紙を受け取らなかった御中虫が中川氏に送ったメール全文(中川氏と御中虫以外は仮名に修正)

中川真さま

先程あなたからの郵便物が届きましたが 私はいま人に会うのが大変難しい状態なので玄関に出ることができませんでした。また仮に元気であったとしても 期日を過ぎたものを受けとるつもりはありませんのでいずれにしろ受け取らなかったでしょう。そのうち返送されてくると思いますので処分は好きにしてください。

私はこの件をSさん(マルガサリメンバー・男性)に打ち明けたことを後悔していません。そのあとTwitterやブログに書いて公開したことも後悔していません。しかしながら、あなたやマルガサリの一部のメンバーの言動を伝えてもらえばもらうほど、失望を深めました。

なぜ長年一緒に活動をともにした人たちから危険人物や卑怯、リンチ、誹謗中傷女などの扱いをされ、なぜTのスタッフ(奈良県の社会福祉法人)やほとんど話したこともないD(音楽団体)の方、ブログ読者などからあたたかい励ましや心配を受けるのでしょう。わたしにとって真さんやマルガサリとの信頼関係はなんだったのでしょう。

クジャクと小鹿が声をあげてくれなければ、気違いのたわごととして闇に葬ったのでしょうね。

あの文書を作成するには多大な労力を費やしました。あれを真さんに送らずにWebにいきなりアップすることもマスコミに流すこともできました。しかし私たちはあなたに送りました。失望しながらも最後の誠意を見たかったからです。しかしそれを受けてのマルガサリ会議の様子はもう笑えるぐらいにお粗末なものでしたね。

そして肝心の期日をうっかり忘れていたと、しゃあしゃあと言ってのけ、期日を一方的に延ばしてくれというあのハガキは、わたしのすべてのやる気やあなたやマルガサリを信じたいという思いを叩き潰しました。

あなたがたがやたらに恐れていたTwitterもやめました。長年続けてきたブログも閉鎖しました。もちろんあなたは知らない、私がブログやTwitterで中川氏のセクハラ問題を言うたびに励ましや静観と同じだけの嫌がらせをうけつづけていたことを、狂言女、やらせ女、一人芝居して名前を売ってる、痛々しいことばかり書いてごくろうさん。あなたもそう思っているうちの1人にすぎないんでしょうかね。

私はあなたやマルガサリの方が思うほど強くないです。これ以上傷をえぐられるのはたえられない。仕事もやめたしパソコンも触れなくなりました。今はクジャクと小鹿にすら会うのが辛くなり会わないことにしました。眠ることもできずずっと泣いているだけです。

御中虫という厄介なやつが潰れて嬉しいですか?安心しましたか?

私が抜けてもこの件は二人や関係者が引き継いでいます。

私からあなたにお願いすることはひとつです。クジャクと小鹿にきちんと謝ってください。他にも被害者がいるならその方たちにもです。罪から逃げないでください。わたしのような人間をつくらないでください。尊敬できる真さんに戻ってください。

長くなりましたがもうお会いすることもないでしょう。私なりに真面目に書いたつもりですが、なにぶん状態がよくありません 誤字やおかしなところがありましたらご容赦ください。

事件の穏やかな解決を心から望みます
真さんにはいろいろお世話になりました そのことは今も感謝しています ありがとうございました お元気で。

御中虫 拝

中川氏が一方的に期日変更・延長した文書の返事が氏の発言どおり28日に届く

4月28日に、中川氏より手紙が届きました。
内容は、「3人とも同じである」と彼が主宰する音楽団体マルガサリへのメンバーに述べたということです。
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被害者三名がまとめたセクハラ事例文書の中では、
謝罪文のほか、御中虫が事実無根の誹謗中傷を言いふらしているという、
中川氏の発言の撤回を求めましたが、その撤回文は送られてきませんでした。
届いたのはこの手紙一枚です。
受け取ったのは小鹿、クジャクの二人。御中虫は心身の不調のため受け取りを拒否しました。

20日に届いたはがきと、この手紙から、中川氏は被害者の求めには一切応じなかったと言えるでしょう。
セクハラをしてしまったという非を認めない上でのこのような謝罪文や、
被害者が指定した期日ではなく、自らが指定し直した期日(28日)に手紙を送るこの手法は、
被害者の要求にコントロールなどされないという加害者のパフォーマンスであり、
手紙に書かれている文面も、セクハラをやったかやっていないかは明らかにせず、しかし謝るという、
加害者中川氏が自分の身を守るためのベストの行動です。
罪を認めることで、被害者が中川氏を訴えた場合、自分の謝罪文がセクハラの証拠の一つになってしまうことを、
中川氏は恐れたのかもしれません。
事実は闇に葬られるべき、限りなくクロに近いグレーであることが自分の今後の人生を狂わせない最善最良の方法である、と中川氏は考え、このような行動をしたのではないかと被害者は感じています。
仮に被害者が決して訴えないので、正直になってもらえないかと頼めば、
中川氏は、「記憶にない」というセクハラの事実を認め、謝罪してくれるのでしょうか。
訴えるつもりなど被害者にはありません。ただ謝ってほしかったですし、
セクハラ問題に悩む人たちとこれらの経緯を共有するために、ブログや大学への報告等公にはしていくつもりです。

セクハラの事実は変わりませんし、
加害者が記憶喪失でない限り、何が真実であったのかということは、
自分の胸に手を当てればわかることです。
終わることのない問題ですが、被害者が事実を公にすること、訴えていくという作業は、
加害者がこのように認めない以上、やった、やらぬの虚しい掛け合いが続くだけです。
被害者側の心身の疲労は激しく日常生活をまともに送れなくなるほどまでになっています。
そこまでぼろぼろになってしまっては勇気を出して訴えた意味がないのです。

被害者はどこかで訴えることをやめねばなりません。ぼろぼろになる前に。
加害者は、ほっとすることでしょう。
読者のみなさんは、どのようにお考えでしょうか。
中川氏は社会的には立派な仕事をしているのかもしれませんが、
私たちのプライドはこのように、見事に踏み潰してくれました。





4月のマルガサリ会議と4月20日のはがき到着について関係者に報告

以下、中川氏のはがきを受け取った後に関係者各位に送った報告文(中川氏と御中虫のみ実名で記載しています)
(他のブログ記事と重複する部分もありますがご了承ください。)



関係者各位


中川真氏のセクシャルハラスメントについて、文書の完成から4月23日現在までの状況をご報告いたします。
クジャク、御中虫、小鹿が作成した文書は3月8日に完成し、コメントをくださった関係者のみなさんにご確認いただいた上、3月14日に投函し、3月20日に中川氏に受け取られました。
私たちはこの文書に対し一ヶ月以内に返事をするよう中川氏に求めました。
この間中川氏から連絡はありませんでしたが、期日である4月20日、
クジャク・小鹿・御中宛てに同内容のはがきが一通ずつ中川氏より送られてきました。
そこには、このように書かれていました。
クジャク様
私の思い違いで、御手紙への
返事の期限を4月末であると
思い込んでおりました。
返事は来週中(28日まで)に
必ずいたしますので あとしばらく
お待ち下さい。この不手際を
お詫びするとともに、ご了解のほど、お願いいたします。
2012/4/19 中川真

また、前後しますが4月9日に、中川氏の主宰するガムラングループマルガサリで、中川氏とメンバー有志による会議が開かれました。
そこで、メンバーに中川氏が伝えた内容は以下:  ※( )内は私たち三人の考えです 

・この問題は非常に劇場型になっている。  (主に御中がSNSを使って情報を流していることを指すと思われるが、【劇場型】という表現は中川氏独特の含みのある言い回しであり、御中は単にこの問題は広く世に問うべきだとかんがえ【第三者に伝える】【全国にいる自分の関係者に現状を伝える】意味でSNSを使用しているにすぎない)

・事態は拡散し方針を失っている。(何を指してのことか不明)

・今日話した内容をメンバーが守秘できるのであれば自分の考えを話すが、内容が漏れていくのであれば一切話さない。

・これはリンチに近い状態であり、社会的制裁を加えるという意図が含まれている。(なにをもってリンチと指しているのか不明。被害者3名は公明正大な態度でこの問題に臨んでおり、心外極まる。また、リンチと社会的制裁を望むかどうかはまったく別の話であるのに、意図的にか無意識にか両者の混同がみられる)

・劇場型で行くなら、自分も劇場型パフォーマンスをする。(劇場型パフォーマンスというのが何を指すのかは不明だが、この回答には誠意を感じない)

・表現の自由は認める、”アラブの春”などそういったネットの方法を全否定するものではないが、この問題に関してはそういうことは止めていただきたい。(加害者である彼が問題の解決方法を指示できる立場にあるはずがないにもかかわらず、この発言はそうとれる。自らの立場を自覚していないと感じる)

会議の中で中川氏は以上を述べ、具体的なセクハラについて黙秘しました。
それを受けてメンバーが、文書の返事を書くのかと質問すると、中川氏は「書くとも書かないとも答えない」と答えました。中川氏が発言をしない中、会議では「ジェンダー」や「権力」、「マルガサリとは」ということが話され、2時間に及ぶ会議が終盤を迎える頃、中川氏は「今日の会議はなんの意味があったのか、何か進んだのか」とメンバーに問うたということです。

4月17、18日に小鹿とメールのやり取りをしていたS氏、H氏(マルガサリメンバー)は、
4月20日が文書の返事の期日であることを知り、中川氏の考える期日とは食い違っている可能性があると言いました。小鹿は今回の文書の送付方法である配達証明について二人に説明し、中川氏が手紙を受け取った日が間違いなく3月20日であることを伝えました。その後S氏、H氏が期限延長の可能性について小鹿に尋ね、その可能性はないと小鹿が答えました。
そこでS氏、H氏は中川氏に期日が20日であることを報告しました。
時同じくして、4月17日に御中が自身のブログの中で、20日を過ぎたらSNSで中川氏の問題を公開する、と予告しました。そのブログをマルガサリメンバーが把握していたのかどうか、そこは明らかではありません。
そして4月20日、上記のはがきが届きました。私たちは、
・4月9日の会議中の中川氏の発言
・書面には中川氏が文書を受け取ってから1ヶ月を期限とする、と明記していたにも関わらず、「思い違いをしていた」という中川氏の葉書の文面
・直前になっての期限の確認が中川氏からではなかったこと 
等から、私たちが文書に託した思いは、中川氏には伝わらなかったと感じています。
このセクハラ問題を、私たちはこれまで、中川氏、またマルガサリとの話し合いや手紙のやり取りで解決できるのではないかというわずかな期待を持ち文書の作成に取り組んで来ましたが、
今ようやく、この問題は加害者と被害者とその仲間たちの間での話し合いなどでは解決しようもなく、逆にこれでは、仲間同士の中で余計に問題を複雑にしかねないということがわかりました。
今後のことですが、私たちは専門家に相談しながら次のステップへ進みます。
みなさんのコメントが掲載された文書ですが、今後またどこかで必要となる可能性があります。
その時には、あらためてみなさんに事前にご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
コメントを寄せてくださったみなさん、ご心配くださっているみなさんには、本当に感謝しております。
私たちは、この問題が闇に葬られることがないよう行動を続けることになりました。
これからもご心配をおかけしますが、
みなさんに見守っていただけるならこれほど心強いことはありません。


2012年4月23日
クジャク、御中虫、小鹿

中川氏のはがきを受けとった被害者の状況

大阪市立大学都市研究プラザ中川真教授の10年に及ぶセクハラ行為について、
その被害者の一部であるクジャク、小鹿、御中虫は、セクハラ行為の事例などをまとめ文書にし、
その文書は3月20日に中川氏本人に手渡されました。
その文書の中で、三人は一ヶ月以内に返事をするように中川氏に求めました。
その結果、4月20日に中川氏から一通のはがきが3人それぞれに届けられました。
クジャク様

私の思い違いで、御手紙への

返事の期限を4月末であると

思い込んでおりました。

返事は来週中(28日まで)に

必ずいたしますので あとしばらく

お待ち下さい。この不手際を

お詫びするとともに、ご了解のほど、お願いいたします。

2012/4/19 中川真


このはがきを受け取り、20日~28日までの8日間、被害者3名は大きな精神的苦痛を味わいました。
どこかにまだ抱いていた中川氏を信じたいという気持ちは崩れ、
どうしてこんな人と今まで一緒に音楽をしてきたのだろうという、言葉にならない虚しさを感じています。

被害者の一人である御中虫は精神病(主にPTSDの治療中)がさらに重くなり、
俳人としての仕事を続けていられなくなりました。たくさんの俳句の依頼は断らざるを得ない状況です。
公私ともに活用していたインターネットを見ることができなくなり、自身のブログも閉鎖しました。
睡眠、食事という日常生活もまともに送ることができなくなりました。
外界との交信ができなくなり、家から出ることができません。
現在は自傷衝動を抑えるために治療に専念しなければならなくなっています。

中川氏のこのような行動(セクハラ告発時、これは精神病御中虫の事実無根の虚言であると周囲に言うこと、小鹿を食事に誘い口止めすること、クジャクに謝罪したいといいながら音楽の仕事を奪うだの与えるだのということ、謝ってほしいという要求にはがき一枚でうっかりしていたと述べることなど)は、まぎれもなく、セクハラの二次被害、セカンドレイプです。これによって、被害者は過去の傷をえぐられるだけではなく、新たな傷に苦しんでいます。

この8日間は文書の返事を待っていた一ヶ月以上に苦しいのです。