アンドロイドアプリレビュー

日韓の領土問題をゲーム化したアプリ 「竹島争奪戦」がアンドロイドに登場

出口の見えない展開となった日韓両国の竹島(韓国名・独島)を巡る領有権主張問題。先週末には野田首相が改めて「竹島は日本の領土である」と言明したが、韓国側も即座に「日本が不当に領有権を主張していることは極めて遺憾だ」とやりかえすなど、日韓の緊張はさらに高まっている。一部の週刊誌によると、「日韓は既に交戦状態」といったセンセーショナルな報道もなされている。

そんな状況下で突如公開されたアンドロイドアプリ「竹島争奪戦」に注目が集まっている。このアプリは日韓両国を代表するウサギたちが島に泳いで渡り、早く着いたほうが領有権を主張するというゲームアプリ。一見すると、かわいらしいイラストが目をひくが、非常にシリアスなテーマを扱った前代未聞のアプリといえる。

画面の上部には竹島と思われる島がイラストで描かれ、その下の左右に韓国側を意味するドクトウサギ、日本側を意味する竹島ウサギが配置されている。竹島ウサギの下のGOボタンをタップすると島へ向かって泳ぎはじめ、しばらく経つと島に到着したウサギが日本国旗を掲揚する姿が確認できた。ウサギは必ずしも島に泳ぎ着くわけではなく、途中で溺れて泣き顔になってしまうこともある。

さらに、このアプリにはランキング機能も実装され、日本・韓国別にどのユーザーが島に多くのウサギを送ったか表示できるほか、ツイッターやフェイスブックを通じて「援軍」を頼む機能も実装されている。

アプリ説明文には、「竹島争奪戦はやめようよ。竹島を領有することなんかより、日本と韓国が仲良くする方がみんな幸せになれるはず。どうしても戦いたいときは、このアプリでやればいいんじゃない?」と、作者からのメッセージらしきものが掲載されている。

キャラクターをウサギにした理由について作者は「竹島って、僕的には、月みたいなものだと思うんです」と説明している。

「ようは『関係ない』ものですね。月の領土を争って、隣人が喧嘩してる。そんな茶番に昨今の竹島問題が見えてしまう。なので、月にふさわしく、ウサギにしてみました」とのこと。

「月の取り合いなんてウサギに任せて、僕らは日本と韓国がもっと仲良くなれるよう頑張りたいですね」という、作者の意図が万人に受け入れられるかどうかは定かではない。しかし、アプリ制作を通じて個人の主張が世界に向けて発信できるというのは、スマホのアプリならではのことであり、しかもアップルのように面倒な審査無しでアプリが公開できるアンドロイドのスピード感を活かした試みとして評価したい。賛否両論は分かれるかもしれないが、このアンドロイド向けゲームアプリ「竹島争奪戦」の今後に大いに注目したい。(EXドロイド編集部)

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竹島争奪戦

オススメ度 ★★★★☆
カテゴリ アンドロイドアプリレビュー,ゲーム
価格 無料
デベロッパ名 GolgobinaReviasan
アプリバージョン 1.0.2
レビュー端末 SC-02C
対応OS 2.2 以上
評価者 編集部

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