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【芸能・社会】あっちゃん AKB劇場にお別れ 6年8カ月歩んだ大好きな場所2012年8月28日 紙面から
AKB48の前田敦子(21)の卒業公演が27日、東京・外神田のAKB48劇場で開かれた。所属するチームAの「目撃者」公演をベースに、クライマックスでは板野友美(21)、峯岸みなみ(19)ら初期メンバーやSKE48の松井珠理奈(15)、松井玲奈(21)も駆けつけ、計28人が前田のラストステージを飾った。公演に先駆け、前田はAKB最後の記者会見を開催。世界に通用する女優になるため、米ニューヨーク留学という新たな夢を語った。 悲願の東京ドーム公演を終えた翌日。6年8カ月過ごしたAKB48と惜別するときがやってきた。 前田がセンターを務める「フライングゲット」「ポニーテールとシュシュ」「Everyday、カチューシャ」の3曲をメドレーで歌い終えると、主要メンバーが前田に送辞を送った。 グループを支えてきた不動のエースとのお別れに、メンバーらが次々と涙を流す。前田は一人一人と抱擁した。最後まで泣くまいと決めていたが、こらえきれなかった。苦楽をともにした仲間への感謝を口にしたとき、涙があふれた。 「この7年間、すごく大変なこともたくさんあったと思います。みんな『辞めたい』って、それしか言わなかった時期もありました。でも、それを乗り越えてここまで来られたのは、AKBのみんながいたからです。一つの目標に向かって来られたからです」 そして、前田はメンバー全員を見渡しながらこう言った。「今日は笑顔で言えそうです。みんな、今まで本当にありがとう」。深々と頭を下げる前田の姿に、メンバーもファンも感激の涙が止まらなかった。 「私はこの劇場が大好きです。そして、この劇場で一緒に踊ってくれたメンバーと、応援してくれた皆さんが大好きです。約7年間、長かったのか短かったのか分かりませんが、最高の7年間でした」。名残惜しそうにあいさつする前田に「あっちゃん」コールが巻き起こった。 最後の曲は、AKB48の原点とも言える2006年のインディーズデビュー曲「桜の花びらたち」。涙をふいたメンバーたちと笑顔で歌い上げ、完全燃焼した。 ステージに一人残った前田。「これからも頑張っていきます。本当にありがとうございました」。あっちゃんスマイルでステージを後にした。 ◆優子が涙の送辞「いつまでもライバル」前田への送辞で、総選挙で2年ぶりに1位を獲得した大島優子(23)は「ここまでAKBを連れてきてくれてありがとうございました。それと、よきライバルでいてくれてありがとうございました。私はあっちゃんがいたから自分がAKBにいられたと思ってます」と声を震わせた。そして、「私たちずっとライバルだと思うし、仲間でもあります。お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りましょう」と話した。 ◆あっちゃんに聞く卒業公演を前に、前田はAKB48劇場のステージ上でAKB48のメンバーとして最後の記者会見を行った。以下一問一答。 −3日間の東京ドーム公演を終えた今の心境は 本当に7年間で一番幸せでした。夢だったんじゃないかと思います。 −AKB48はこれからどうなると思うか? どうなってほしいと思うか 誰が卒業してもずっとAKB48グループは残っていてほしい。昨日(東京ドームのステージで)見送ってもらった後、(自分がいない)新しいAKB48が曲を披露していて、初めて客観的に見られた。自分も笑顔になれたし、みんなの顔を見て安心できた。これから応援する側でみんなの姿を見るのがすごく楽しみです。 −今朝の朝食は何を食べたか 食べられませんでした。ドームの3日間寝られなくて、気付いたら朝になってしまった。 −卒業をもって恋愛が解禁となりますが… (総合プロデューサーの)秋元(康)先生は、冗談で「28日午前0時00分になったら恋愛してもいいよ」って言ってたみたいですが、現実的にそういう方がいないので、今は何も分からないです。 −卒業後、自分の時間ができたら何をしたいか いろんな国に興味を持っていて、ニューヨークに留学してみたい。 −AKB48の看板が取れることへの不安は 不安は大きいと思う。でも、メンバーも秋元先生もAKBのファンの皆さんも背中を押して下さっているので頑張ります。 −女優としての目標は。レッドカーペットを歩いてみたいか そういう大きな夢はあるんですが、そのために頑張りますとは今言えない。いつか、そこを目指せるように頑張ります。 PR情報
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