バレット氏は、プレスTVのウェブサイトに掲載された記事の中で、「アメリカは、この数ヶ月、ミャンマー政府と政治的、経済的関係を緊密化することで、ロヒンギャと呼ばれる同国のイスラム教徒の大量虐殺を促している」と記しました。
また、このアナリストは、アメリカの仏教徒に対し、アメリカ政府に圧力を加えることにより、イスラム教徒の殺害の継続を阻止するよう求めました。また、国際人権機構に対し、これに関して、アメリカに更なる圧力を加えるよう要請しました。
国連の統計で、80万人を超えるとされるロヒンギャのイスラム教徒は、ミャンマーの最大の少数派の一つであり、多くの圧制や抑圧を受けています。
ミャンマー政府は、これらのイスラム教徒の市民権を正式に認めておらず、ラカイン州に住む仏教徒も彼らを自分の敵であるとしています。
ロヒンギャ・イスラム教徒は、ミャンマーが独立した1948年以来、同国で生活しており、国内の一部の条約も、彼らの権利の遵守を必須の事柄としています。