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NTT 光回線苦戦マンション値下げへ8月28日 6時1分
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NTTグループは、インターネットに接続できる光回線を使った固定通信がスマートフォンの急速な普及に押されて伸び悩んでいるため、来月からマンション向けの固定通信の基本料金を大幅に値下げすることを決めました。
値下げするのは、NTT東日本と西日本の「フレッツ光ライト」と呼ぶ光回線を使った固定通信サービスのうちマンション向けのタイプです。
両社は月額の基本料金について、現在の2940円から東日本が840円引き下げて2100円に、また西日本が630円引き下げて2310円に、来月からそれぞれ値下げします(NTT東・西とも税込みの料金)。
光回線を利用したNTTグループの固定通信は電話に加え、高速・大容量でインターネットに接続できることから全国の多くの家庭で利用されています。
しかし、最近ではスマートフォンやタブレット端末の急速な普及を背景に解約が相次ぎ、NTT東日本は、ことし3月、2年契約を条件として、戸建て住宅向けの料金を値下げしていました。
その後も契約件数は伸び悩んでいることから今回の値下げにつながったもので、スマートフォンの急速な普及が固定通信の値下げを引き起こす形となっています。
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