厚木基地で飲酒運転、海自隊員４人を停職　２人が落ちて重傷/神奈川

2012年8月27日

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　海上自衛隊は27日、厚木基地（大和、綾瀬市）の哨戒機Ｐ３Ｃの操縦士と航法通信士の男４人が基地内で飲酒運転したなどとして18～30日の停職処分とした、と発表した。うち２人は車から落ち、頭蓋骨骨折などの重傷を負ったという。

　第４航空群によると、４人は23～24歳の海曹長３人と１曹（23）。６月20日から翌21日にかけ、大和市内で飲酒後、基地に帰った。同日午前０時半ごろ、基地内の駐車場で２人が自家用車の運転席と助手席に、残りの２人が後部バンパーの上に乗ったという。１００メートルほど進んだところで、バンパーの２人が落下。脳内出血と頭蓋骨骨折で先月中旬まで入院していたという。

　事故翌日に、運転していた航法通信士の海曹長（23）らが飲酒運転を申告し、発覚した。警務隊が海曹長を書類送検する予定という。

　４人が所属する第３航空隊司令の中村敏弘１佐は「このような不祥事を起こし、心からおわびする。教育、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。