卒業公演の最後に板野友美(左)、高橋みなみ(右)と手をつなぎ、最後のあいさつをする前田敦子=東京・秋葉原のAKB48劇場【拡大】
成長したのは2人だけではない。ほかのメンバーたちも一緒だ。
総監督となった高橋みなみ(21)は、親友の卒業に寂しさを感じながらも、「卒業するからには成功してほしいと思います」とメッセージ。ドーム公演を終えて「もう一回、絶対来たいと思った」といい、「そのときはゲストに来てもらえるように私たちも頑張りたい」と約束した。
最後に送辞を読んだ大島優子(23)は「ここまでAKB48を背負ってくれてありがとうございました。それと、よきライバルでいてくれてありがとうございました」とあいさつ。
自分と前田の関係を「月と太陽」と表現し、「あっちゃんが旅立っても私たちはずっとライバルだし、仲間だと思ってる。これからもみんなで新しい思い出を作っていきましょう」と互いの健闘を祈ってハグした。
♪目の前の大人の階段 一緒に登って手を振ろう-
たとえ歩む道は変わっても、支え合ってそれぞれの頂点を目指す。