2012年 8月 27日
児童買春の疑いで逮捕
出会い系サイトを通じて紹介された少女にみだらな行為をしたとして観音寺市の職員がきょうまでに愛媛県警に逮捕されました。児童買春の疑いで逮捕されたのは観音寺市役所の下水道課主任で丸亀市飯山町に住む平井和剛容疑者(31)です。警察の調べによりますと平井容疑者は今年1月下旬、愛媛県内でインターネットの出会い系サイトを通じて紹介された愛媛県内に住む当時16歳の女子高校生に未成年と知りながらみだらな行為をした疑いです。サイトの書き込みを見て少女と知り合っていたということで、取り調べに対し平井容疑者は容疑を認めているということです。平井容疑者は観音寺市の下水浄化センターに勤務していて白川市長は「市民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、厳正に対処して参りたい」とコメントしています

空港にメガソーラー
岡山空港の敷地内に大規模太陽光発電施設、メガソーラーが建設されることになりました。空港の土地への建設は全国でも初めてということです。岡山県の石井知事が27日の定例会見で明らかにしました。メガソーラーが建設されるのは岡山空港の滑走路の南側にあるのり面、約4.6ヘクタールで県が整備運営にあたります。一般家庭約1000世帯分の使用量に当たる年間約370万キロワットアワーの発電が見込まれていて、発電した電力は全て中国電力に売却される予定です。空港内の土地やのり面にメガソーラーが建設されるのは全国でも初めてということです。総事業費は17億5000万円で県では来年度中の稼働を目指しています。

航路存続に支援を
宇野と高松を結ぶフェリー会社2社のうち、高松市の国道フェリーが10月から運航を休止することを受け、香川県の浜田知事は航路存続に向けて改めて、国に支援を強く求めていく考えを示しました。浜田知事は国道フェリーが運航を休止した後の県民生活への影響を注意深く見た上で、国に対して、航路が存続できるよう効果的な支援を求めていく考えを示しました。また、今年3月から開かれていない、国と関係自治体などが航路存続策について考える協議会の早期の再開も求めました。国道フェリーは国が、さ来年度から瀬戸大橋の通行料金を一般の高速道路並みに引き下げる方針であることから航路の維持は難しいとして10月18日から1年間、宇高航路を休止します。これにより宇高航路は、1日22往復を運航する四国フェリー1社となります。

国道に海抜表示
津波からの避難に役立ててもらおうと岡山県内の国道に海面からの高さを知らせる表示板を設置する作業が始まりました。これは東日本大震災を踏まえ津波の被害を最小限に食い止めようと、国土交通省が取り組んでいるもので、国道の道路標識に設置されるのは中国地方では初めてです。表示板は30センチ四方で国土地理院の調査をもとにした海抜が大きく表示されています。設置の対象となるのは津波が発生した際に浸水の危険がある場所で、ドライバーや歩行者の目につきやすいよう標識の柱などに順次取り付けられます。この海抜表示は来月上旬までに岡山市や倉敷市など沿岸部にある県内4つの市の国道沿い約100カ所に設置されることになっています。