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防衛省 水陸両用車などを予算要求へ8月27日 6時30分
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防衛省は、来年度予算案の概算要求で、南西諸島などを防衛する機動力を向上させるため、部隊を速やかに島に上陸させる「水陸両用車」の購入費などを要求する方針を固めました。
防衛省の来年度予算案の概算要求では、南西諸島など島しょ部を防衛する機動力の向上や警戒監視体制の強化、それに、サイバー攻撃に備えた対策が柱となる見込みです。
具体的には、部隊を速やかに島に上陸させるための「水陸両用車」4両分の購入費として、およそ30億円を要求することにしています。
また、警戒監視体制の強化策として、古い潜水艦を改修する費用や、無人偵察機の導入に向けた研究開発費も要求する方針を固めました。
これについて、防衛省関係者は、「尖閣諸島の周辺など、海洋進出の動きを活発化させている中国をけん制するねらいもある」としています。
一方、外国からとみられる省庁などへのサイバー攻撃が相次いでいることから、コンピューターウイルスを解析するなどして攻撃に備える100人規模の部隊を創設するための予算も要求することにしています。
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