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サムスン株価 一時8%の下落8月27日 17時15分
スマートフォンとタブレット端末の特許を巡るアメリカのアップルと韓国のサムスン電子の裁判で、アメリカの裁判所の陪審がサムスンによる特許の侵害を認め日本円でおよそ825億円の賠償を命じる評決を出したことを受けて、週明けの韓国の株式市場では、サムスン電子の株価が、一時8%下落しました。
韓国の株式市場では27日午前9時の取り引き開始直後からサムスン電子の株式に売り注文が相次ぎ、株価は一時、先週末の終値より8%下落しました。
結局、終値では先週末よりおよそ7.4%値下がりしました。
サムスン電子は、スマートフォンとタブレット端末のデザインなどの特許を巡るアップルとの裁判で24日、アメリカの裁判所の陪審から、特許の侵害があったとしておよそ825億円の賠償を命じる評決が言い渡されました。
韓国の市場関係者は「今後、アップルが、サムスンにアメリカでの販売差し止めを求めるとみられていることもあって、株価は急落した。ただ、販売の差し止めや賠償の影響は、業績全体からみると限定的で、市場では、これ以上、大きく値下がりするとはみられていない」と話しています。
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