花岡山は、熊本市内中心部から最も近い山で、JR熊本駅の北西部
に位置する標高133m、市内が一望でき、夜景が美しく、桜の名所と
しても知られる小高い山である。
かつては朝日山や勢高山などと呼ばれており、天元2年(979)に祇園
神社(現在の花岡山の麓にある北岡神社)が鎮座してからは祇園山と
呼んでいたが、さらに明治2年(1869)には桜を植樹したことから「花岡
山」 と 呼ぶようになったそうである。
ボクらが若い頃は、恋人とデートと言えば一度は花岡山へ車で登って
夜景を見ながら愛を語り合ったものだ。特に今日は決めてやるぞーっ!
というときは必ず行っていた・・・・と、仲間連中は言っていた(*^.^*)
(実は花岡山は、数えるのがアホらしくなるくらいラブホが乱立したスポットでもある)
という彼らが言っていたこと(あくまでも・・・笑)を 思い出しながら久し
ぶりに登ってみた。
山頂には、日本山妙法寺というお寺がある。ここのお坊さん方は黄色
い布を肩から掛けているインド風の装束を召しておられる。
境内は一帯が公園広場になっており、その南側には日本キリスト教
(プロテスタント)の源流の一つとされる「熊本バンド」が当地で結成さ
れたことを記念する「熊本バンド・奉教之碑」がある。
また、熊本城を築城した(1607年)加藤清正は、この山から多くの石を
切り出し運んだといわれ、石を切り出す指揮をとった清正公が休憩の
時に兜を脱いで置いたといわれる「兜石」や
★加藤清正ゆかりの「兜石」
腰を掛けて休んだといわれる「腰掛石」などがある。
そして公園の中心部には、市内どこからでも花岡山の位置が確認
できる、ひときわ目立つこの仏舎利塔がある。
この仏舎利塔は、インドのネール元首相から世界平和の祈願を込めて
日本山妙法寺に寄贈された御仏舎利(お釈迦様の骨)と、第二次世界
大戦における県下戦死者の御霊石を納めたものである。
そして、そしてその仏舎利塔の前が市内を一望できるスポット!
★東側・市内中心部方向(左端の赤い印が熊本城天守閣)
※どうぞクリックしてご覧くださいまし(^∇^)
★南東側・(右端に建築中の超高層マンションの所がJR熊本駅)
こちらが分かりやすいですね。現在熊本駅周辺は九州新幹線
全線開通とともに再開発工事の真っただ中である。(遅れとる)
右側遠くに見える黒い印を入れているところが一昨日アップした
記事→ 『六殿神社 楼門』 がある雁回山。
因みに、うちの小さいホテルは、建築中のマンションビルのずーっと
奧の方向の熊本平野の田園地帯にある。(ここから車で約25分!)
全線繋がった九州新幹線鉄道こんなふうに・・・( ゚ ▽ ゚ ;)
花岡山とはこんなところ。
ぜひ、一度どうぞ!
亀吉@彼女連れていく人は誤解されないように注意・・・!(*^.^*)
本日は以上です。