金メダリスト・荒川静香の“イナバウアー”再び! 「30代で初めての試合!」
webザテレビジョン 8月27日(月)19時31分配信
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「木下グループ メダル・ウィナーズ・オープン2012」の記者説明会に登場したイリヤ・クーリック、イリーナ・スルツカヤ、荒川静香、本田武史(左から) |
10月5日(金)に開催される国際スケート連盟公認の新設大会「木下グループ メダル・ウィナーズ・オープン2012」の記者説明会が、8月27日、都内で行われ、同大会に出場予定の荒川静香、本田武史、イリヤ・クーリック、イリーナ・スルツカヤが登場した。
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同大会は、国際スケート連盟(ISU)が新設する世界初のアーティスティックコンペティション(芸術性を競う大会)で、世界選手権やヨーロッパ選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルの国際スケート連盟の主催する国際大会と、冬季オリンピックの主要5大会において、メダル獲得経験のある選手のみが出場を許される、トップスケーターによる競技会。男女シングルスケーター各6名ずつのエントリーとなっている。
荒川は、出場オファーが来たときの感想を「アマチュアで競技をしている頃から、人と競いたいという気持ちよりも、スケートが好きでリンクに立ち続けてきた延長に競技があったようなタイプの選手でした。せっかく競技から退いて、プロになって自分の思うようにスケートをしてきたのに、また人と競うことになることに対して、一瞬、抵抗心というのは、正直なところありました」と明かした。続けて、「芸術性を重視するという項目がありますので、芸術性という部分で自分がプロになって、どう人に見せるかを磨いてきたのか、今の自分のスケートに反映されてきたかということをみなさんに見ていただく良い機会だと思います」とコメントした。
また、同大会で取り入れるプログラムを問われた荒川は「“イナバウアー”が私のトレードマークになっているのであれば、スケートリンクに立ち続ける限り、取り入れていく技だと思っています」と意気込みを見せた。さらに、「30代になってから初めての試合ということで、30代の私が見せられるものというものも楽しんでいただけるように準備ができたらいいなと思います。20代のころ行ったプログラムを30代の私が滑って、違いを楽しんでいただけたら…」と語った。
同時に、テレビ東京系で「開幕!フィギュアスケート×3 de 秋祭り」と題して10月6日(土)から3日連続で3イベントを放送することも発表され、鈴木明子、浅田真央、高橋大輔、小塚崇彦らが出場を予定している「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン2012」がなどが放送される。
最終更新:8月27日(月)20時6分
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表紙:二宮和也 |