■パークバレーとは
名前の通り屋外でプレー することを想定して作られているバレーボルで、4人対4人で戦い、技術的な反則を取りません、ルールは6人制を基本として作られています。性別や年齢に応じてコートの大きさやネットの高さ、ボールの種類を変えられるため、誰でも楽しむことが出来るよう に設定されています。屋外でプレーすることを想定して作られているものの体育館で行うことも出来、どこでもできるということ もメリットのひとつです。勝敗にこだわるのではなくプレーそのものに楽しみを見出すことに主眼を置くゲームです。
■パークバレーのあらまし
左のダサく気味悪いキャラクターは、FIVB(国際バレーボール連盟)の定めるパークバレーの公式キャラクター「パーキー」です。パークバレーは、1998年11月に日本で開 かれたFIVB世界議会で、バレーボール の新しい種目として世界中に促進するということを方針として採択されました。 採択から1年半以上たった現在ですが、日本ではまったくと言って よいほど話題になっていません。インターネットの検索エンジン を使って調べても「パークバレー」では何も引っかかりませんし、 日本バレーボール協会のホームページでも一言も触れていません。 しかし、FIVBは力を入れているようで、FIVBのホームページ に「バレーボール」「ビーチバレー」と並 んで「パークバレー」の文字を見ることが出来ます。競技種目と してのコンテンツはこの 3種目しか設けていないので、FIVBの力 の入れようが分かります。
■基本的なルール
- ゲームは4人対4人で行い、両チームで合意した人数だけ交代要員を用意できます
- コートの大きさとネットの高さ
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年齢
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男女別
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ネットの高さ
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コートサイズ
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A
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9-12
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1
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少年/少女/混合 |
215 cm
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7x14 m
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| B |
13-14 |
1 |
少年/混合 |
230 cm |
7x14 m |
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2 |
少女 |
224 cm |
7x14 m |
| C |
15-17 |
1 |
少年/混合 |
230 cm |
7x14 m |
| |
2 |
少女 |
224 cm |
7x14 m |
| D |
18 以上 |
1 |
男性 |
243 cm |
8x16 m |
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2 |
混合 (女性2人以上) |
230 cm |
8x16 m |
| 3 |
女性 |
224 cm |
8x16 m |
- コートの大きさは、上記にこだわらず、参加者や環境に合わせて、(6x12m〜9x18m )の範囲で変えられます
- ボールは6人制と同じ物を使用しますが、ビギナーや年少者の場合は、軽くて大きなボールに変えてもOK
- 審判は、基本的にプレーや自身が行います(セルフジャッジ)大会などを開く場合は、第三者が行うこともあります
- ラリーは、サーブから始まります。基本的にはエンドライン後方からのサーブですが、サーブが相手コートまで届かないようなプレーヤーがいる場合は、ゲーム前に相手チームの承諾を得てネットに近い場所からサーブすることも出来ます。
- インドアバレーと同じように、3回以内の接触で相手にボールを返します。ブロックは数に数えません
- ハンドリングの反則(ホールディング・ドリブルなど)は、とりません。ただ、アタックやフェイントを打つときのホールディングだけは反則です。
- ボールは体のどこでヒットしてもOKです。ただ、ボールを持ってはいけません。
- ローテーションはありませんが、ゲーム前に定めたサーブ 順を守ってください
- プレー中でなければ、いつでも選手交代できます。選手の交代に回数や人数の制限はありません。
- ラリーポイント25点制(デュースあり)で行います。セット数は、両チームか大会主催者が決めます。
- セットごとにコートチェンジを行います。決められたセット数が奇数の場合は最終セットの13点のときにコートチェンジを行います
- タイムアウトは、各チーム1セットに1回30秒認められます
- 相手プレーヤーの邪魔をしなければ、ネットタッチや、パッ シングはとりません
- 相手プレーヤーと接触した場合は反則となります。
- 反則があった場合は、相手チームに1点とサーブ権が与えられます
■まとめ
どうでしょう? 少しはイメージが湧いてきましたでしょうか。 ルールを見れば分かるのですが、規則というよりもガイドライン といったものですから、自分たちの環境に合わせて楽しむことが 出来ます。選手交代が無制限というのも面白いですね。
日本で広 まるかどうかはともかく、人数が少ないクラブの練習や、ビギナー 向けのゲームにも適していると思います。アメリカでは愛好家も 多いらしく、パークバレーに関するサイトも多いです。
レクリエーション的に活動しているチームの多くは、男女混合で ネットを低くして、ルールを甘くするといった、パークバレーのような形でゲームを進めていることと思います。でも、そのようなチームでも、対外試合をするときは6人制や9人制のルールでやっています。パークバレーが一般に認知されれば、「じゃあ、今回 はパークバレー形式で・・・」と男女混合の楽しい対外試合なども可能になるのではないでしょうか。