宮澤智アナ「すぽると！」平井アナからバトン(2/3ページ)

ホワイトボードに「Ｐａｓｓｉｏｎ！」と意気込みを記した宮澤智アナウンサー。「同世代の内村航平選手や浅田真央選手を取材したい」と現場にも足を運ぶ＝東京・台場（撮影・松本健吾）【拡大】

　１０月からリニューアルする「すぽると！」（月～木、日曜後１１・５５、金曜深夜０・２３、土曜深夜０・１５）に、フレッシュな即戦力が仲間入り！

　７月に同局ディレクター（３４）と結婚し、９月末の寿退社とともに同番組を卒業する平井アナの後継者に指名されたのは、ルーキーの宮澤アナ。歴代女性キャスターといえば、前身の「プロ野球ニュース」時代の中井美穂（４７）や内田恭子（３６）ら人気アナが務めてきただけに、入社半年の大抜てきは異例だが、早大在学中から情報バラエティー「ＰＯＮ！」のお天気キャスターとして活躍するなど存在感と度胸はピカイチだ。

　「すぽると！」編集長の同局・五百城重典プロデューサーは「彼女の『若々しさ』、『明るさ』が視聴者に明日への元気を届けてくれたら」と期待を寄せる。

　実は“プレデビュー”は経験済み。今夏、ロンドン五輪のキャスターとして現地入りした「すぽると！」の平井、本田朋子（２９）両アナの代役でキャスターに４回挑戦。さぞ緊張したと思いきや、宮澤アナは「ずっとスポーツ番組をやりたくて、『すぽると！』を見ていたので、あの席に座っていると思ったら、楽しくて本番前はニヤニヤでした」と笑顔。１０月２日の初登場から火～木曜担当として西岡孝洋アナ（３６）とコンビを組むが、「何もできない新人でも私なりにできることがあると信じて、パッションで体当たりします」と頼もしい。

　５歳から１５年間、クラシックバレエを続け、中学の３年間は新体操部に所属した“スポ根娘”だけに、「私自身、バレエで必死に練習した成果がコンクールで発揮できず、悔しい思いをした経験もあるので、『すぽると！』では一瞬の本番のために練習を重ねる選手たちの気持ちや素顔を伝えたい」と抱負。夜のお茶の間を“癒やす”使命については「平井さんや本田さんのような色気はまだないですが、初々しさとフレッシュさで“明日もがんばろう”の気持ちになってもらえたら」と瞳を輝かせる。キュートな小顔に秘めたパッションで新風を吹き込む！

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