札幌市西区のアパートで7月、一人暮らしの男性(59)のミイラ化した遺体が見つかっていたことが27日、わかった。死後3〜4カ月とみられ、餓死の可能性があるという。所持金はわずかで、生活保護は受けていなかったという。
札幌西署によると、男性は1995年からこのアパートに住み、道内に住む80歳代の母親からの仕送りで生活していた。今年3月、母親が認知症になったために仕送りが止まり、妹が生活保護の受給を促す手紙を出すなどしていたが、アパートの家賃も滞納するようになり、4月以降は電気も止められていたという。
同市によると、男性は生活保護の申請や相談もしていなかった。同市では今年1月、知的障害のある妹とその姉がアパートで病死や凍死しているのが見つかったのを受け、電気やガスなどの事業者と滞納者などに関する情報共有について協議しているが、男性に関する情報は無かったという。