交通事故加害者手記:飲酒運転撲滅へ 検挙者数県内ワーストの都城市が安管協に贈呈 /宮崎
毎日新聞 2012年08月24日 地方版
都城市が都城地区安全運転管理者等協議会に、交通事故加害者の悔悟をつづった手記「贖(あがな)いの日々」を約1000冊贈呈した。協議会は、市内や三股町の約300の加盟事業所に配布して飲酒運転撲滅を図っている。【重春次男】
「贖い…」は重大な交通事故を起こして千葉県市原市の市原刑務所に服役する受刑者の手記で、生々しい体験がつづられている。
懲役3年の判決を受け服役中の受刑者は友人と飲酒後、4時間ほど睡眠を取り、「大分時間もたっているし大丈夫だろう」と近くのコンビニに行く途中、事故を起こした。小雨で路面がぬれており、スリップして隣の車線へ飛び出しバイクに衝突。バイクに乗っていた人は死亡した。「『自分は大丈夫』と思っていませんか? 私はそう思っていました。事故は他人事、関係ないこと。これこそが最も危険な考えでした」と後悔を記している。
県警によると、各署別の飲酒運転検挙者数で、都城署管内は07年から5年連続ワーストワンを記録している。昨年は全県で487人で、そのうち都城署管内は86人と最多。今年は7月末現在、県内では2番目に多い36人となっている。