◇VanaH杯 KBC<最終日>
▽26日、福岡・芥屋GC(7146ヤード、パー72)▽晴れ、気温33・8度、風速3・7メートル▽賞金総額1億1000万円、優勝2200万円▽65選手▽観客5811人
“逆輸入ゴルファー”の貞方章男(33)=光CC=が自己最高の2位に入った。4バーディー、1ボギーの69で回り、通算17アンダー。2003年に米ツアーでプロデビューした男が日本で飛躍の一歩を刻んだ。金亨成(キム・ヒョンソン、韓国)が通算18アンダーで初優勝した。
貞方は一時は3打差をつけられながらも最後まで粘り、自己最高位でのフィニッシュに納得顔。14歳で渡米し、今も米ツアーで戦う今田竜二と寝食をともにした。2003年に米ツアーでデビューし、日本ツアーには08年から参戦。昨年はシード権を失ったが、これで賞金1100万円を獲得し、シード復活も見えてきた。
だが「優勝の2文字が見えてたので、やはり勝ちたかった。これを機に頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。
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