TheNyuzenWEB
トップへもどる
コーナーメニューへもどる
水キラキラ入善
No.596 2007年3月号

表紙特集/中学生カンボジア派遣事業使節団報告遊ingBOXバックナンバー
まちのアルバム
◆給食で世界の味めぐり ◆堅い豆で丈夫な体を
◆熱々の一杯を味わう ◆地域ブランド県内1号

カンボジアで学んできたこと

■中学生カンボジア派遣事業使節団報告
  [2006.12.12-17 Kingdom of Cambodia]
カンボジアの地図
シェムリアップ州の児童・生徒をはじめカンボジアの人たちとの触れ合いを通してたくさんのことを学んできた団員たち。
その一部を、団員たちの感想文から紹介します。

■青柳侑一郎くん 戻る
青柳侑一郎くん
(入善中学2年)
アンコール遺跡群には、現地の貧しい人が屋台を出して、物を必死に売っていた。僕より小さな子どもがたくさんいて、必死に頑張っていた。そんな光景をテレビで見たことはあるけど、実際に見たのは初めてでショックだった。そのように強く生きていけないと思った。毎日、おいしいご飯を食べられたり、勉強できたりすることがどれだけ恵まれているかに気づいた。

■川端 遥子さん 戻る
川端 遥子さん
(入善中学2年)
遺跡がある所にはたくさんの貧しい人々がいた。あの姿、あの声を感じた私たちは、このまま恵まれた生活をただ普通に過ごしてはいけないと思う。今できることを精一杯やっていかなければならないと実感。今の日本の人々に、必死になって生きている人がいることを分かってもらいたい。そのような貧しい人々に対して、迷惑でない生き方をしなければならないと思う。

■本田 水璃さん 戻る
本田 水璃さん
(入善中学2年)
帰国してから日が経つうちに、カンボジアと日本の架け橋になれたという実感がわいてきた。この体験をしたのは私たちだけなんだと感じ、その私たちがカンボジアのことをみんなに伝えてあげればいいなと思った。カンボジアを悪いイメージに考えている人が多いので、カンボジアは楽しい、すばらしい国だと伝え、そう思ってくれる人が多くなったらいいなと思う。

■吉田 竜也くん 戻る
吉田 竜也くん
(入善中学2年)
教室には電灯が一つしかなく、自分の兄弟の子守りをしながら学校に来ている生徒がいた。それでも生徒は目を輝かせ、一生懸命勉強していた。恵まれていないカンボジアの生徒が一生懸命勉強しているのに、恵まれている日本の生徒が頑張らずにいると失礼だと思った。今の日本の環境に感謝をして、カンボジアの生徒に負けないくらい頑張らなければいけないと思った。

■木田 真実さん 戻る
木田 真実さん
(入善中学2年)
山本日本語学校にはエアコンがなかったが、エアコンのような便利な物がなくても生徒は幸せそうだった。生徒たちの目を見ていると学ぼうという意識が伝わってきて、私たちも見習わなければいけないと思った。いろんな体験をしたが、私たちは便利な物に頼り過ぎだと思う。便利な物がなくても幸せな生活を送れることが、カンボジアの人たちを見てよく分かった。

■清水 理子さん 戻る
清水 理子さん
(入善中学2年)
山本日本語学校の生徒は、とても日本語が上手だったので驚いた。小・中学校の生徒も、私たちの発表を真剣に聞いてくれた。その目からは学ぼうという意欲が感じられた。シルクファームでは、たくさんの蚕から手作業でシルクを作っていた。どれも肌触りがよくてきれいなものばかり。各学校で見た、学ぶことに対する意欲や真剣さは見習わなければならないと思う。

■広田 楓さん 戻る
広田 楓さん
(入善西中学2年)
教室は狭く、2、3人の生徒で一つの机を共有する貧しさ。でも子どもたちは明るく楽しそうで、そういう環境の中でも勉強できることに喜んでいるように見えた。その笑顔を見て私まで笑顔になることができ、優しい気持ちになれた。恵まれた環境で暮らすことが当たり前だと思っていた自分を恥ずかしいと思った。日本人が忘れかけている純粋で素直な心を見習いたい。

■鍵田 純平くん 戻る
鍵田 純平くん
(入善西中学2年)
カンボジアの第一印象は、町の人たちがすごく生き生きしていること。中学校の生徒の一人が英語で話しかけてきたが、日本語以外で話すのは新鮮で楽しかった。アンコール・ワットはすごく大きくて、何百年も前に造られたものとは思えなかった。自分が恵まれた環境で何不自由ない暮らしをしていることに気づいた。実際に貧しい人々を見て初めて分かることだと思う。

■梅澤 青爾くん 戻る
梅澤 青爾くん
(舟見中学2年)
カンボジアは、想像していたよりも発展していたことや小さな子どもがバイクに乗っていることに驚いた。小・中学校で縄跳びを披露。ダブルダッチなど練習しなくてもできる人がいてびっくり。貧しい国とは思ったが笑顔がすてきな人たちばかり。子どもたちの笑顔が内戦の悲しみを乗り越える力になると思う。自分がこの国に何ができるか、自分なりに考えていきたい。

■澤井 亮介くん 戻る
澤井 亮介くん
(舟見中学2年)
入国の手続きを終えて外を見ると、日本とはまったく違った景色が目に入った。地面がアスファルトでなかったり、はだしで歩いていたり、牛が家の横で草を食べていたりなど、日本ではありえない光景だった。小・中学校や山本日本語学校では、生徒全員が貧しさを感じさせないほどの笑顔で楽しそうだった。仲間と協力して、たくさんの思い出をつくることができた。

戻る
山本日本語学校で楽器演奏を披露
▲山本日本語学校で楽器演奏を披露
フンセンクルース小学校の児童たち
▲フンセンクルース小学校の児童たち
各学校で日本や入善町を紹介
▲各学校で日本や入善町を紹介
現地の中学生と縄跳びを楽しむ団員
▲現地の中学生と縄跳びを楽しむ団員
小物を買ってもらおうとついてくる子ども
▲小物を買ってもらおうとついてくる子ども
アンコールワットを背景に記念撮影
▲アンコールワットを背景に記念撮影

表紙特集/中学生カンボジア派遣事業使節団報告遊ingBOXバックナンバー

〒939-0693 富山県下新川郡入善町入膳3255
富山県入善町役場企画財政課
tel 0765-72-1100 fax 0765-74-0067
Mail:info@town.nyuzen.toyama.jp