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【大リーグ】

黒田 メジャー初の完投負け 1回に痛恨の3ラン浴びる

2012年8月27日 紙面から

◇インディアンス3−1ヤンキース

インディアンス戦の1回、ブラントリーに3ランを浴びるヤンキースの黒田=プログレッシブフィールドで(共同)

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 【クリーブランド穐村賢】無念の完投負け…。ヤンキースの黒田博樹投手(37)は25日、敵地でのインディアンス戦に先発登板。8イニングを4安打3失点、6奪三振と好投したが、打線の援護を欠き9敗目を喫した。

 悔いの残る1球となった。1回2死二、三塁で5番ブラントリーへの初球が吸い込まれるように真ん中へ入り、「打者のイメージしている球をそのまま投げてしまった。結果的には不用意な球」。この日唯一の失点となる先制3ランを許し、険しい表情を浮かべた。

 先制のきっかけとなったのは先頭キプニスへの死球。「(その後)自分のイメージするボールが投げづらくなった。状態がよくない中でコーナーを突いてボールになる。それが一番リズムが悪かった原因」と序盤の制球の乱れを悔やんだ。

 4試合ぶりの黒星ながら最近の8登板はすべてクオリティースタート(6イニングを自責点3以下)。「自分なりには立て直せた。今日の状態で8回まで投げられたっていうのは、ポジティブに考えればよかった」。悪いなりに完投で締めくくったことを前向きに捉えた。

 

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