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【プロ野球】

中畑監督 猛抗議 ファンに説明を スコアボード表示修正で中断

2012年8月27日 紙面から

8回裏2死、試合が中断したことへの説明を、球審の深谷(右)に求めるDeNAの中畑監督

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◇巨人11−3DeNA

 前代未聞の猛抗議だ。DeNAの中畑監督がかみついたのは、審判の判定ではない。スコアボードの表示が間違ったため試合が中断したのに場内への説明がなかったことにだった。

 8回裏2死、DeNAの後藤の打席途中で、巨人の原監督がスコアボードの間違いを指摘したのが発端だった。8回表が終了後、投手と捕手を交代した際、原監督は「4番小野、9番実松」と球審に伝えたが、スコアボードは逆の表示。深谷球審が修正して、プレー再開となったが、納得できない中畑監督がベンチを飛び出した。

 「中断後に何もなかったかのように始まった。説明責任があるんじゃないのか」と中畑監督。「ファンに説明してよ」とアピールし、スタンドも一体となって「キヨシ、キヨシ」の大合唱となった。

 深谷球審は「このケースでは場内に説明するつもりはありません」と譲らなかったが、中畑監督は試合後も興奮気味だった。高田GMが、審判団から「説明したほうがよかった」との説明を受けて、中畑監督も一応は納得。ファンのために熱くなった指揮官は大敗については「ファンの気持ちを裏切ってしまって申し訳ない」と謝罪した。 (後藤慎一)

 

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