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北秋田市 クマ全頭受け入れへ「殺処分はイメージダウン」

 秋田県鹿角市の秋田八幡平クマ牧場で4月に女性従業員2人がヒグマに襲われ死亡した事故で、同県北秋田市は24日、牧場に残る27頭について、県などの支援を前提に市が所有する阿仁熊牧場に全頭を受け入れる意向を県に伝えた。

 県によると、津谷永光市長から24日朝、堀井啓一副知事に「全頭の受け入れを検討する」との連絡があった。

 津谷市長は取材に対し「殺処分となると、県のイメージダウンにつながる」と指摘。「施設改修やクマの管理など県や愛護団体の支援があれば引き受けたい」と述べた。

 県は今後、北秋田市と引き取りの条件や時期などを協議する予定。

 秋田八幡平クマ牧場には現在、ツキノワグマ6頭とヒグマ21頭が残っており、県が非常勤職員を雇って世話している。

 残ったクマについてはほかに、ヒグマ1頭を埼玉県の動物園が、ツキノワグマを茨城と高知各県の動物園がそれぞれ1頭ずつ受け入れ可能としている。

[ 2012年8月24日 16:56 ]

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