RENA 復活Vで3度目女王
2012年8月26日
昨年末、右足第5中足骨基部を骨折。7月14日にエキシビションで復帰したが、右の蹴りは数発のみ。現在は手術で入れたボルトが隣の骨に当たり「常に痛くて、段差を踏んでもうずくまる」状態で「軽くでも蹴られなかった」という。
大会2週間前には左手首も痛め「万全じゃないし、世界の強豪は出てくるし、どうしようかと思った」。その恐れを克服し「不安と毎日戦って、それでも自分に勝ってきたんで」と、本戦復帰となった今大会に平常心で臨めたところが、RENAの女王たるゆえんだ。弱みを逆手にとって、この日は初のサウスポーまで駆使して見せた。
宿敵の神村エリカはロレーナ・クラインに屈し、まさかの初戦敗退。そのクラインをバックドロップ2連発で葬ったVとの決勝は、ともに決め手を欠く展開に。そんな中でもRENAはV必殺の投げを完封し、打撃の精度でも勝った。ジャッジは3者とも30‐29でRENAを支持した。
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