問題:●ちかごろでは、運動・競技種目がカタカナ言葉であらわされる例が増えています。野球はベースボール。散歩はウォーキング。腕立て伏せはプッシュ・アップ。運動自体はエクササイズ。運動選手はアスリートだそうです。 ●流れに逆らうわけではありませんが、古い日本語名にもなかなか捨てがたい味があります。では、運動種目の日本語名として間違っているのは次のうちどれでしょうか? □バスケットボールは籠球(ろうきゅう) □バレーボールは排球(はいきゅう) □ラグビーは楕円球(だえんきゅう) (答えはずっと下↓ スクロールして下さい) ●●●●●●★ 正解:ラグビーは楕円球 説明:●ラグビーは、日本語では「ラ式蹴球」と呼ぶそうです。「闘球」とも言います。野次馬がみるところ、「闘球」は競技内容にいちばんふさわしい命名です。なお、ラグビーで使われる球そのものは「楕円球」という呼び方をするらしい。 ●「闘球」という単語はWindows標準の仮名漢字変換装置(IME)の語彙にはないようです。「籠球」、「排球」は変換されます。Windowsの製造販売元マイクロソフト社は闘球の大きな大会の冠スポンサーです。心がけがよろしくない。次回のバージョンアップでは登録しておいてほしい*1。 ●ちなみに、アメリカン・フットボールは「米式蹴球」。サッカーは「ア式蹴球」とも呼ばれます。「ア式」の「ア」は「アソシエーション・フットボール」の「ア」である由。 ●バスケットボールの「籠球」は、若いかたにはわかりにくいかも。最近は見かけなくなりましたが、「屑籠(くずかご)」なんて文字は昔は珍しくありませんでした。丸めた紙を遠くから投げ込む技能は、今も昔も、ものぐさ者には必須ですよね。 ●「排球」の「排」は「はじく」という意味があります。川合俊一君も大林素子嬢も、たしかに球をはじいていました。 ●どうでもいい話ですが、40年ぐらい昔ですと「タマをはじく」といえば、パチンコを意味していました。自動式の登場以来、パチンコは「押球」あるいは「パ式賭球」と表記されるようになりました。もちろん嘘ですけど。 ◆参考*1:HP「マイクロソフトカップ公式サイト」(「ラ式蹴球、闘球」の大会です) http://inews.sports.msn.co.jp/rugby/mscup2005/ ◇HP「早稲田大学米式蹴球部 BIG BEARS Official Web Site」(今でも古式ゆかしい名称が使われているようです。下のHPも含めて、ただ趣味の良さに感じて勝手に紹介する次第です) http://www.interq.or.jp/football/bigbears/ ◇HP「RESULT 2001赤穂排球会試合成績」 http://www.geocities.co.jp/Athlete-Olympia/7929/result.html ◇HP「籠球王国・能代」 http://www.shirakami.or.jp/~n-cup/ ◇HP「http://homepage2.nifty.com/yotsuya/san01.htm」(闘球三昧) http://homepage2.nifty.com/yotsuya/san01.htm ぬけられます→無分野雑学クイズ一覧 |
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うきうき日記 2006/05/24 13:20 |
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