台風15号 鹿児島・沖永良部島では午後にいっそう雨と風が強まる
大型で非常に強い台風15号は、沖縄本島の南東の海上にあり、1時間に15kmと自転車並みの速度で、沖縄本島などを暴風域に巻き込みながら、北西に進んでいる。
26日午前9時に台風15号の暴風域に入った鹿児島・沖永良部島では、午後になって、いっそう雨と風が強まり、大変危険な状況が続いている。
沖永良部島の南部に位置する知名町は、午後3時の満潮と重なり、知名漁港には、防波堤を越える高さの波が次々に押し寄せた。
この台風に備えて、和泊町で10世帯6人、知名町で3世帯4人が自主避難をしている。
那覇測候所によると、午後2時40分に徳之島の天城町で最大瞬間風速38.1メートルを観測した。
沖永良部島では、午後9時から午前0時にかけて最接近するとみられ、気象台は暴風雨に警戒を呼びかけている。