July 04, 2012

Scientology camp reason for Tom Cruise, Katie Holmes' divorce

Scientology camp reason for Tom Cruise, Katie Holmes' divorce
http://www.dnaindia.com/entertainment/report_scientology-camp-reason-for-tom-cruise-katie-holmes-divorce_1710037

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Published: Tuesday, Jul 3, 2012, 19:01 IST
Place: London | Agency: Bang Showbiz
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A source told TMZ.com
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TMZというのは、アメリカ合衆国を中心にして活動する(主に芸能)ゴシップ紙です。

ということで、信用ならないかというと、サイエントロジーの極悪非道さ加減からは、おそらくありえるだろうと推定されえる内容です。

http://topics.jp.msn.com/entertainment/general/article.aspx?articleid=1168910
によると、サイエントロジーの弁護士が否定しているそうです。

但し
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TMZは、サイエントロジー教会から「教団に対する脅威とみられている」とホームズさんが思っているとの近親者の談話も引用している。ホームズさんは教会が彼女の後をつけていると考えており、この数週間「正体不明」の男たちや車につけられていると語っているという。
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ホームズさんはカトリックでしたが、サイエントロジーの広告塔の一つであるトム・クルーズと結婚するためにサイエントロジーに入信した(これ自体については批判もあるかもしれない)ことはありますが、ご自身のお子さんまでサイエントロジーに巻き込もうとするトム・クルーズに対して反旗を翻すのは母親として当然です。ちなみにドイツ財務省は映画撮影の目的でトム・クルーズの入国を禁じています(ドイツ政府はサイエントロジーは宗教団体ではなく、悪質な営利団体であるとの認識から)。

サイエントロジーはヨーロッパの多くの国では「悪質なカルト」と認識されています。アメリカではヨーロッパよりも緩やかですが、それでもアメリカ公安当局は何度もサイエントロジー教会と対決しています。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2005/07/06/AR2005070601351.html (有料記事)
http://news.cnet.com/2100-1023-226676.html

自称自由の祖国アメリカにおける政府の関与の理由は、サイエントロジーの批判者に対する違法性が高い攻撃や、信者に徹底的に付け込んで搾り取る姿勢や、脱会を希望する信者に対する執拗な攻撃に対して市民を守るというものであり、ヨーロッパのようにカルト認定して抹殺するという手法ではありませんが、しかし、アメリカ政府も問題視している団体です。

サイエントロジー自身は1993年のアメリカ国税局による「宗教法人格」認定で宗教団体として承認されたという立場です。

サイエントロジーがヨーロッパで病気に効くと称して、単なるビタミン剤を法外な値段で、しかも組織的に売りつけていたことも発覚しています。ベルギー政府はサイエントロジーを刑事・民事告発の準備中です。日本ではどうなのか知りませんが、ヨーロッパだけではなくたいていの国では宗教団体とは認められていません。UKではサイエントロジストであることが発覚すれば公務員としては採用されません(アメリカが自由の祖国の立場から文句をつけています)。

サイエントロジーが悪質なのは、「サイエントロジーです」と名乗って活動するだけではないことです。

精神医学を真っ向から否定して、向精神病薬は全て悪であるという主張から、サイエントロジーとは関係がなさそうな団体を設立して、精神医学や精神科医に対する誹謗中傷を繰り返しています。代表的なものには「市民の人権擁護の会」(CCHR)がありますが、これ以外にも、個人や団体でサイエントロジーとの関係が明白に疑われるものだけを取り出しても、信じられないくらいの数の団体や個人で、サイエントロジーへのマインドコントロールによる入信を意図した活動が存在します。

反精神医学自体が顧みられなくなっているとはいえ、ちゃんとした反精神医学団体は
http://www.antipsychiatry.org/
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No Scientologists, please: Anyone joining us will be asked for assurance they are not affiliated with the "Church" of Scientology or its Citizen's Commission on Human Rights (CCHR), which have publicized the harm done by psychiatry but which we want no affiliation with. This web site does have links to YouTube video critiques of psychiatry by CCHR because these videos are excellent and accurate and worth seeing, but this should not be interpreted as an endorsement of CCHR or Scientology.
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サイエントロジストお断り。われわれの運動に参加しようとする者にはサイエントロジストではないことの保証が求められる。サイエントロジストが制作したユーチューブへのリンクがあるが、それは、われわれがサイエントロジーやCCHR(市民の人権擁護の会)に賛成していることを意味すると解釈してはならない。
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http://www.mindfreedom.org/mfi-faq/MFI-atkin.pdf/
面倒なので、自分で訳してください。

そのサイエントロジーを「自由報道協会」が批判するために招いたのか、絶賛するために招いたのかは、私には不明ながら

http://dailycult.blogspot.jp/2012/04/1.html
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3月27日に厚生労働省に提出した「精神医療改善のための要望書」についての会見で、内海聡氏(精神薬の薬害を考える会幹事)、中川聡氏(精神医療被害連絡会)、米田倫康氏(市民の人権擁護の会)、田中幸子氏(全国自死遺族連絡会)の4名。
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ほぼ日刊カルト新聞としては、なんかサイエントロジー批判ではなく、自由報道協会批判になっているような感じもしますが

https://twitter.com/anowriter/status/205011745893388288
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会見の質疑が「記者→カルト関連(市民の会)→上杉氏→カルト関連(医師)→カルト関連(施設経営)→小川氏(協会員)→上杉氏締め」。7質問機会で1記者、1協会員、2上杉、3カルト関連、ってひどすぎ。
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医師とは「内海聡」。Twitterでは「東洋医」と名乗っています。
CCHR JAPANも存在しています。

彼らに対して当事者たる精神障害者から激しい非難が存在します。
それは、もともと精神分析学用語としての「疾病利得」を蒙昧化(精神分析療法で疾病利得を解決することで本来の自我に立ち戻れるとする説を、自分たちの精神療法なるものにすり替え)してしまったことから、精神障害者はすべて詐病者であるかのような(精神病は存在しないという立場でしょうけど)言動に終始していること、並びに便乗した「医療ジャーナリスト」伊藤氏を中心にしての精神医療糾弾により、厚生労働省内にもおかしな研究グループができてしまっていることに対する批判であり、非難です。

わざと分かりにくく書いてあることは、承知の上で、お読みください。
http://ebatti.blog.fc2.com/blog-entry-11.html
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内海よ、警告しておくぞ。おまえの診察室は地獄になっておる。
無理な減薬を押しつけて、減薬出来なかったら説教して、
今度は疾病利得を使って生活をわざわざ不安定にさせるのかい。
経済的に不安定にさせて、患者を不安にさせて、
わざわざ、病状を崩すのかい。
わざわざ患者の病状を崩しといて、
その責任は自分はとらず、
患者本人の甘えにするのかい。
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そんなに、精神病患者と
その親を虐めてオモシロいのか
そんなに、精神病者を追い詰めるような真似して
オモシロいのか
この糞ダワ坊
キチガイを道路の上で取り囲んではやしたてて虐めている
それと同じ事だと、ワカランか、ドアホ
いちど、おまえも発病してみろや
鬱を
躁を
精神分裂病を
キチガイ病を、な、
そしたら、わかるわ、アホンダら
それとも、自分は、精神病にはならないと、たかをくくっているのか
この世の中で自分は犯罪者にも精神病にもナランと
たかをくくつているのかぁぁぁぁぁーー
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偽らざる当事者の言葉でしょう。

https://twitter.com/psychbuster_jp/status/58430598431252480
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「自分は○○障害(精神疾患)です」と一生懸命主張している方がいます。精神科医からもらった病名をあたかもお守りかのごとく大事にしておられる方もいます。しかし、その病名にはなんの医学的根拠もなく、ひとえに精神科医の勝手な主観で決められたものに過ぎないのです。
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https://twitter.com/psychbuster_jp/status/57712780714848256
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「自分は精神疾患です」といっているうちは、その状態のままでしょう。ましてや向精神薬など飲めば治癒はますます遠のいていきます。
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https://twitter.com/psychbuster_jp/status/58155653671288833
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実際に治癒した事例はかなりありますよ。薬を使う精神科医には決して成し遂げられないような結果です。RT @tkog2007: @nadeshiko914 栄養改善で精神疾患も向上するのですか??ストレスをなくす等はよく聞きますが…世の中ストレスなしで生活することは難しいですし。
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どの医学論文にも出ない理由を教えて欲しいものです。

https://twitter.com/psychbuster_jp/status/53335778780135424
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「うつ病」という得たいの知れない病名が一人歩きしだしたのは、そういう宣伝が大々的になされたからです。ADHDも統合失調症なども同じです。
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東洋医さんや市民の人権擁護の会の発言には、精神医療当事者からの反感を持たれているという事実に素直であって欲しいと願います。

なにかと言えば、精神疾患というものは存在しないとか、精神疾患には医学的な定義もないとか、精神疾患という疾病の医学的な証拠もないとか、盛んに発言しておられますが、そんなもの、精神科医療にまともに勤務したことがあるなら、言えるはずもないでしょう。

確かに、他の病気とは違って、血液検査や画像診断などでの客観的とされる診断が困難な分野ではありますから、誤診や詐病もありえるでしょう。しかし、経験をつんだ精神科医がそんなに高い確率で誤診をするわけでもなければ、詐病を見抜けないというわけでもありません。精神病というものに苦しむ人たちや、そんな病気と戦ってきた人類の歴史に対する冒涜ですらあるのではないでしょうか。

なお、市民の人権擁護の会は、橋下徹大阪市長の「発達障害は親の愛情不足で起きるというものではない」という発言に対して、発達障害が脳の器質的病変(もっと蒙昧な言葉ですが、個人的に翻訳しました)だという証拠はないという発言をしています。ということは、親の愛情が不足していたから発達障害になったのでしょうか?? 発達障害は存在しないとでも言うのでしょうね。

面倒くさいから探しませんが、うつ病の人には脳の機能障害は認められないという発言も多数あります。
しかし
http://ps.nikkei.co.jp/himawari/page04_1.html
だんだん分かってきてはいるのです。
すべてが分かったわけではないという態度と、市民の人権擁護の会の断定しかない態度とどちらが信用できるでしょう。

統合失調症についても
Alpha-CaMKII deficiency causes immature dentate gyrus, a novel candidate endophenotype of psychiatric disorders
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2562999/
研究としては初期段階で「何かが明確に分かった」と言える段階ではないにしても、研究は進んでいます。

最後にサイエントロジーの創始者であるハバードが「手っ取り早く大金持ちになるには新宗教を起こすのがいちばんである」と述べたこと(サイエントロジー教会は否定しておりますが、多数の証言が存在しています)、ならびに反精神医学の人々が精神病の疾患名は単なる汚名であるとしたのに対して、「schizophrenics(分裂病者)」と言及したうえで「レベルが低い人を社会的に隔離するべき」と述べながら、アメリカでの措置入院廃止運動に臆面もなく参加していたことも付け加えて起きます。
Posted by Nastassja at 04:25  |Comments(1) | Diary , Fraud , Crime | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うつが強い時の自覚症状として、「脳に釜をかぶせられたような不快感」というのがあります。私もしばしば経験しました。これはかなり多くの人が同様のことを訴えておられますので、こういう自覚がある時があるいは脳の血流が悪くなって、脳が酸欠になっている可能性もあるかと思われます。いずれはそういう研究が進むと期待しているのですが。

私個人に限れば、最近はその症状からは間遠くなりつつありますので、これはリーマスの効果かもしれない、と喜ばしく思っています。

目に見えない病気の認識や治療はそれだけに難しいと思いますが、あるものはある、というのは確実なことなので、患者やお医者さんたちの苦労を甘く見ないでもらいたい、というのが切実な訴えになってしまいますよね、やはり。

まー、でも憎たらしいことにこういうことで商売をしようとするような輩は、そもそもデリケートな病気にかかる素養がないんですよね、まったく (-_-メ)
Posted by はるうさぎ at July 04, 2012 08:19