SONY スゴ録(旧機種) の擬似2パスエンコードの実力は?

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SONYのスゴ録には、HDD録画する際に動き分析データ
(通常の2パスエンコードでいう、1パス目の動き解析)を記録しておき、
モード変換ダビング時に動き解析データを元に、最適なビットレート配分を行い、
可能な限り高画質で録画する機能があります。(ネットなどでは「擬似2パスエンコード」とかいわれている)

特に、HQモード(他社ではXP)を任意に15Mbps設定(HQ+)にして、
それをSPやLP、EPモードに変換ダビングする際に威力を発揮すると言われています。

そこで、同じDVソースをS端子からの入力で、
いきなりEPモードでHDDに録画して、DVDに高速ダビング(無劣化コピー)した場合と
いったんHQ+で録画し、それをEPモードに変換ダビングした場合とを比較してみる。

モード名 比較表

1時間 90分 2時間 2.5時間 3時間 4時間 6時間 8時間 10時間
SONY HQ HSP SP LSP LP EP SLP SEP
他社 XP SP LP EP EP EP

 ※EPモードについては各社によって異なる。
 ※水色文字は、新機種のスゴ録に新設された録画モード。
今回、比較するSONYEPモードは、他社ではLPモード相当である。




EPモードで録画したもの1                               HQ+で録画し、EPモードに変換ダビングしたもの1

※1 PowerDVDにてコマ送りして画面キャプチャ
※2 実際にはEPモードは352×480の解像度なので、レタッチソフトで640×480に変換。
見ての通り、左側の直接EP録画では、指の周りにおおきなブロックボイズが発生。
しかし、右側のHQ+ → EP変換録画では、多少のブロックノイズが発生するものの、ソフトになっている。


EPモードで録画したもの2                               HQ+で録画し、EPモードに変換ダビングしたもの2

※1 PowerDVDにてコマ送りして画面キャプチャ
※2 実際にはEPモードは352×480の解像度なので、レタッチソフトで640×480に変換。
EP直接録画では、画面右下の親指にもブロックノイズが発生している。 変換録画でもブロックノイズが出ているが、目立たないようになっている。






※↓インタレース素材なので、ダウンロードして、DVDプレーヤソフトで再生するとわかりやすいと思う。
メディアプレーヤで再生すると、邪な心を持つ者には横縞が出ます。キントウンにも乗れません。
直接EP録画
HQ+ → EP変換録画


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