ＲＥＮＡ　涙の２年ぶり３度目Ｖ　満身創痍の戴冠

「Ｇｉｒｌｓ　Ｓ−ｃｕｐ」で２年ぶり３度目の優勝を果たしたＲＥＮＡ（左）と女子高生限定トーナメントＪＫＳ４８で優勝したＭＩＯ Photo By スポニチ

　女子立ち技の最強格闘家を決める、シュートボクシングの「Ｇｉｒｌｓ　Ｓ―ｃｕｐ」が２５日、東京都内の山野ホールで行われ、ＲＥＮＡ（及川道場）が２年ぶり３度目の優勝を飾った。

　決勝は０９年と同じＶ．Ｖ　Ｍｅｉが相手だったが、序盤から左の前蹴りなどで圧倒し、判定３―０で勝利。「万全じゃなかったが、ケガもなく優勝することができました」とリングで涙を流して喜んだ。昨年末に右足中足骨を骨折。今年４月に手術し、今でも患部にはボルトが入ったまま。２週間前にも左手首を捻挫するなど満身創痍（そうい）で勝ち取ったタイトルだった。「右足はボルトが隣の指に当たって歩くのも痛い」と１０月にも再手術する予定で、「不安だったが勝てて本当にうれしい」と興奮収まらない様子だった。