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【大リーグ】

ドジャースが大型補強 交換トレードでRソックスからゴンザレスら4選手

2012年8月26日 紙面から

 ドジャースは24日、ウエーバーを介してのレッドソックスとの4対5の超大型トレードに基本合意した。24日の米複数メディアが報じた。25日に正式発表される見込み。ド軍はエイドリアン・ゴンザレス一塁手(30)、ジョシュ・ベケット投手(32)、カール・クロフォード外野手(31)を含む4選手を獲得し、交換要員としてジェームズ・ロニー一塁手(28)ら5選手がレ軍に移る。レ軍が放出する4選手の今季年俸は合計で約50億円。プレーオフの戦力とするには8月末日までにベンチ入りできる25人枠に入れる必要があるが、期限目前で前代未聞のビッグな取引が成立した。

 今季の優勝を狙うドジャースと、来季以降の再建を目指すレッドソックスという正反対の姿勢が反映された超大型トレードだった。

 地区首位のジャイアンツを3差で追うド軍が獲得する目玉は、通算210本塁打のゴンザレスだ。今季はともにチームトップの打率3割、86打点に加えて15本塁打。さらにロサンゼルスがあるカリフォルニア州サンディエゴの出身で、同州に多いメキシコ系米国人のため、球団の顔になれる要素は十分だ。

 また、ベケットは今季5勝11敗と不調だが、米放送局ESPN(電子版)によれば、ド軍首脳は「投手有利なドジャースタジアムで生き返る可能性がある」。また、俊足巧打のクロフォードは左肘の靱帯(じんたい)再建手術を受けて今季絶望だが、実績十分だけに、来季以降に復活への希望も持てる。

 一方のレ軍は、米メディアが一斉に「降伏」「白旗」と報道した。現時点でワイルドカード(WC)2位争いでもオリオールズなどから8・5差をつけられ、今回のゴンザレス放出でプレーオフ進出を完全に諦めた格好だ。

 某レ軍首脳は「球団としてゴンザレスを手放すのは不本意だが、これでボロボロの投手陣を再建できる」と話した。というのも、今回放出するゴンザレス、ベケット、クロフォードは長期契約を結んでおり、来季以降の残り年俸は3人で計2億6100万ドル(約209億円)。この残り年俸のほとんどはド軍が負担すると報じられ、レ軍とすれば、トレードでロニーを含めた若手の有望株を獲得できるうえ、浮いた分で来季以降に向けた巨額の補強費用が確保できたことになる。

 ゴンザレスは先のバレンタイン監督解任騒動を引き起こした中心人物とも言われ、これでチーム内の不協和音も解消される見込みだ。

 8月末までにベンチ登録すれば、移籍4選手のプレーオフ出場が可能。大砲ゴンザレスらがド軍に逆転プレーオフをもたらすことができるかどうか。今後も注目される。

 

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