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【プロ野球】

上本ポロリ 能見また背信 和田阪神 攻守にチグハグ

2012年8月26日 紙面から

◇広島8−3阪神

 広島が3連勝で勝率5割に戻した。1点を追う6回に倉の2点二塁打と赤松の適時打で逆転。7回には天谷のランニング本塁打などで3点を加えた。中継ぎ陣が奮闘し、サファテは2勝目。阪神は2失策がともに失点に絡んだ。

     ◇

 阪神がザルの守備でエース・能見の足を引っ張った。初回2死一、二塁で堂林を三ゴロに打ちとってチェンジと思われたが、三塁・新井良が二塁に悪送球して先制点をプレゼント。1点リードの6回も、二塁・上本がやや深めの当たりに追い付きながらもポロリと落球。これが響き、この回3失点で勝負あり。9敗目の能見は7月29日のDeNA戦以来、約1カ月勝ち星から見放されている。

 失策が絡んだ失点にもかかわらず6回途中で降板を告げられた能見は「投げたかったですよ。でもエラーをカバーしてあげられない自分の実力不足です」と切ない言葉を吐いた。7回には天谷の左翼方向の打球で、ランニングホームランを許してしまうありさま。守備固めのタイミング、交代する投手の人選、すべてにおいて和田阪神のチグハグさが露呈した。 (中谷秀樹)

 

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