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2012年8月25日 (土)

Liddell The Teaching Dog 133 大脳辺縁系に残るモノ。

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Liddell The Teaching Dogシリーズのファンのみなさん。

非公開ボログ、いえいえ、ブログでの子犬ちゃんとリデルのようすを載せようかと思いましたが、それでは読者サービスが甚だしく低下していると、気づき、公開ブログにしてみようかと思いました。

アンジェラ先生がTeachingDogと、フリースラインドハーネスを日本に初めて紹介したのが、平成19年11月のこと…

そしてそこで、Teaching Dog と、いう犬の存在をへちまこは初めて知ったのです。

19年度の時点では、時期尚早ということもあり、日本のトレーナー間ではTeaching Dogへの理解までには及ぶことはなかったと思います。

けっこう難しい世界ではないかと思っています。

アンジェラほど、ごく自然に犬とつきあい、犬語の世界に入り込める人間にへちまこはあったことは今までありません。

アンジェラが「私は犬の言葉手に取るようにわかるのよ」といえば、疑う余地なく信ずるでしょう(そんなこと言わなくてもアンジェラを見ていればわかるけど)

アンジェラがまた日本に来てくれるは、この先望めるかどうかはわかりませんが、へちまこのLiddellという、少々、手を焼くタービュレンの観方を変えてくださったことは確かなことでした。

リデルは、人よりも犬を望む犬であって、それが犬らしいといえばそうともとれる犬でしたが、人間と暮らす以上は人とのコミュニケーションが取れなければ、人の中で暮らす犬という意味が失われるとへちまこは思っています。

犬の社会を教えるのは犬ですが、人の社会を教えるのは人間以外にいないのですもの。

犬同士の社会化においても、Teachingで使用できる犬はハンドラー(飼い主、保護者)との良好な関係性がなければ安全なTeachingは望めません。

そして、ハンドラーの介入(声によるもの)を受け入れることを即時にできなければならない、と、アンジェラからは伝えられています。

リデルのしたいことと、へちまこのリデルへ望むことがリンクされて、初めて犬同士のCommunication Class「犬の砂場」が実現されているのです。

もちろん、そこに集う犬たちすべてがTeaching Dogであり、同族同士での犬語のやり取りの中から、犬たちは犬同士の喜怒哀楽を学び、それを調整していくのが人間であるということを人は学んで行くことになります。

では、前説は長くなりましたが、子犬ちゃんとリデル、お楽しみください。

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シェパードとラブmixのMIX(ややこしい)の、みどりはこの時点で4~5ヶ月ほどでした。
保護活動をしている友人宅に3頭で保護されたうちの一頭でした。

体重は15㎏ぐらい、リデルは18Kgには満たない犬ですから、みどりのすっかり大人犬になった時の体重が(;´▽`A``恐ろしいくらいでした。

友人宅にはゴルボーイがいて、この子がとても良い子で子犬たちの遊び相手にもなってくれるのですが、教育犬にはむかないお犬好し。

ギャングのような子犬3頭の囲まれて、耳の毛はむしられるわ、四六時中ジャレつかれるわで、疲労困憊&ストレスレベル上昇…ということで、この日はオテンバそうなみどりちゃんが犬の砂場に参加しました。

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みどり、甘えています。

初っ端、リデルの正面からビヨーンビョーンと近づいて、ゴルボーイと同じようにジャレついてやろうとして、抑え込まれています(注:幾度かこの表現を使いますがリデルはほとんど力を使わないで抑え込みます、これができなけりゃ…)

子どもなんか大嫌いっオーラ出しまくりのおりべちゃんにもビョンビョン近寄っていって、キツイ一発をもらって、おったまげていました。

上の画像は、そういったことからしばらくたってからのことで、みどりはリデルに遊んでほしいと、ちゃんとお願いしているところです。

リデルもまんざら悪い気はしてないようですね。

そうそう、子犬といっても人間が考える子犬期間ってやたら長いと思いませんか?
だから過保護になる方が多いのかな~と、思うのですが、犬の社会では3ヶ月以上は子犬子犬の扱いはしなくなります。

犬として生きていくうえでの扱いとなるし、子犬が嫌いな犬はたくさんいるし(これは人の世では当たり前ですよね。大人だから子ども好きとは限らない。単に苦手なヒトもたくさんいる。)そ、いったことを子犬期から学ばないと、自分で危険な状況を判断できなくなってしまいます。

もともと犬の社会は厳しいですから。

ただし、弱い者いじめは犬の社会でも許されるものではありません。
気の強い犬に見られる強いものには巻かれ、弱い者はとことんやりこめようとする子犬には子犬嫌いな大人犬に任せましょう(ただし噛みつかない犬)

若い犬の場合も、βタイプやαタイプの犬とのつきあいが必要かもしれませんよ。

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顔をみどりの方に向けています。
遊んであげるわ、と、受け入れているところです。

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リデルの表情が柔らかいですね(母性の表情が見て取れます)

もともと子犬ちゃんのTeachingが好きなリデルです。

みどりは首が下がっています。相手を大人な犬としてリスペクトしているようです。
(へちまこは自分もやるといってきかない黒いやつを抑えています(^-^;))

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リデルに跳びかかるけど、相手を抑え込もうとしないみどりです。

ゴルボーイとの遊びとは段違いです。

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身体が大きくても子犬ちゃん♪

リデルの口周りを舐めようとしていますが、リデルはかわしていますね。

軽い拒絶ですが人が介入するほどではありません。

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リデルが誘っています。

どうしたの?
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あんた、それはやめなさいって…

相手の顔への噛みつきはやめないとイケナイ年頃ですね。

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リデルは、どこを噛ませたいかわかりますか?

みどりはまだ分からないようですね。

リデルの前脚はみどりの動きを抑えようとしています。
軽くたしなめるといった感じですね。

大人の犬がやはり大人な犬にする場合は穏やかな優位性を表している場合があります。
だからといって、お散歩や公園で出会う犬にさせてはいけない行動です。

する前にすぐに人が(保護者)介入するべきです。

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どうしても顔に向かってきますが、今までの遊びがそうだったんでしょう。

子犬の教育には時間がかかりますよね。
子犬のTeachingには忍耐と根気が求められますが、それはTeachingDogでも同じことです。

それは人社会への社会化も同様なことですよね。

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う~~~ん、少しわかってきたかな~という感じのみどり。

えっ、なにがって?ノーヒントです( ̄ー ̄)ニヤリ

何が変わってきたか、わからない二本脚さんは最初から繰り返し見るべしpunch

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あーーーー、楽しいねぇ、ねね、おばさん(いやねーさんとお呼びなさいな)

みどり、わかってきてるようですね。

エネルギーの塊のような子犬にじゃれつくな、同族と遊ぶな、同族と走って遊ぶななんて、そんな無粋なこと。

子犬同士でばかり遊んでいれば、そこには無秩序な犬社会しかありませんし、動きの鈍い年寄り犬との世界しか知らないのも、なんだかなです。

バランス良くいろんな世代の大人犬が入ることで、子犬は様々なことを学んでいくことができます。

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ちょっとブレイクのフタリ。

みどりのリデルを意識している眼がかわいいですね。

この遊んでもらった記憶がみどりの大脳辺縁系に残るはずです。

この記憶が同族への愛着を育て、この先、同族から少々手荒い扱いを受けてもそれを乗り越えることができる、礎になるのです。

チェシアも子犬期にリデルではない犬に穴があくほど咬まれましたが、それでも同族に恐れを抱くことなく回復できるのは、その何倍もの同族との楽しかった記憶があるからなのです。

これは人と犬との関係にも言えることだと、へちまこは思っておりますですよo(*^▽^*)o

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さあさ、次はみんなでクンクンの時間よ。

みどりのしっぽの上げっぷりぷり~、と、頭部の下がり具合がgood

おりべちゃんが遠くから見守ってやってるって(;´▽`A``ち、ちがうかな~。

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犬って、何が楽しくて、同じ場所の匂い嗅ぎたがるのかしら( ´艸`)プププ

この後、みどりは新しい家族と巡り会うことができました。

忘れるなよ、みどり。この日のこと。(さぞや大きくおなりだろうなぁ)

では。

追記:「犬の砂場」再開予定は10月3週目を予定しておりますので、参加希望の方はよろしくお願いしますm(_ _)m

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コメント

みどりちゃん、大きくなりましたね~!
新しい家族と巡り合えて良かったですね^^
リデルちゃんが噛ませたいのは、たるたるの首の皮かなぁ?
二人の写真は、うちのゴーとカイザーに似ています。
前足で制御したり、誘ったり。
(もう1頭の黒いのが騒ぐところも一緒です^^;)
カイザーは、アリアンの耳や足を噛もうとしますが、
どうしてなんでしょう??
(ゴーの耳や足は噛まないのです。)

だんごさんへ。

みどりたちの親は片方が45㎏級のシェパさんだからぁ(;´▽`A``当然といえば当然ですね~~。

黄色くん、カイザーくんになったんですね。
頼もしそうなお名前ですね!(現物は違うような気がするけど)

で、いい質問ですね!タイムリーな。

ゴーちゃんはカイザーくんに何かを教えようとしていますし、カイザーくんも何かを学んでいると思いますが…

>カイザーは、アリアンの耳や足を噛もうとしますが、
どうしてなんでしょう??
(ゴーの耳や足は噛まないのです。)

カイザーくんはアリアンちゃんをコントロールしようとしています。
脚を咬むのは止まれ、またはバランスを崩そうとしています。

耳を噛むのは方向転換や進路を変えさせようとしています。
いずれにせよ、大人犬には失礼な行動ですので、すぐに介入してやめさせます。

手元に呼んだり、何かカイザーの注意を引き、そこから引き離します。
ただし食べ物を使ってそこから引き離さないでください。

普段から名前を呼んでごほうびのトレーニングをしておいてください。
(犬同士で遊ぶといことが、ごほうびになります)

3秒以内に気がつかなければ、人が身体を使って割って入ってやめさせます。
ハーネスを付けているならハーネスをつかむ。

タイムアウト3秒以内を与え、後、許可を与えますが、
またアリアンの耳や足を噛みつこうとするなら、噛みつくまえにすぐに介入してみてください。
噛ませてからではなく、噛みつく前にですよ。

アリアンちゃんが本気出して叱ることができる子なら犬任せでもいいですが、できない子、キレると本咬みが出てしまう子なら、そうなる前に人間が介入し、調整します。

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