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ブルーインパルス 復興を願い華麗に舞う 東松島夏祭り

地元の空で雄姿を見せたブルーインパルス

 東日本大震災後の支援に感謝し、早期の復興を願う「東松島夏祭り」(実行委主催)が25日、東松島市中心部で開かれた。震災の影響で芦屋基地(福岡県)で訓練を続ける航空自衛隊松島基地(東松島市)所属の「ブルーインパルス」が地元の空を華麗に舞った。
 6機は約15分間、一糸乱れぬフォーメーション飛行を披露した。円を描くように旋回し、スモークで桜を表現すると、大勢の来場者が拍手を送った。東松島市矢本の矢本西小3年菅原慧君(8)は「かっこよかった」と喜んだ。
 松島基地は津波で施設に大きな被害を受けたが、ブルーインパルスは芦屋基地に展開中で被災を免れた。地元では昨年8月下旬にもイベントで曲芸飛行を実施した。
 夏祭りでは、「復興のヒーロー」としてデザイン案を募ったブルーインパルスのキャラクターの候補5点が発表された。市内の有志がデザインを決め、年内にもJR矢本駅周辺にモニュメントを設置する。東松島市役所で働く他自治体の派遣職員20人ほどによる出店もあった。


2012年08月26日日曜日


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