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一歩も引けぬチキンレース=野田政権に強い不信感―韓国

時事通信 8月25日(土)17時8分配信

 【ソウル時事】李明博韓国大統領の竹島(韓国名・独島)上陸以降、日韓両国の対立はエスカレートし、双方一歩も引けないチキンレースの様相を呈している。韓国の外交当局者はこれ以上の戦線拡大は望んでいないのが本音だが、日本より先に振り上げた拳を下ろすつもりはない。野田政権に対する不信感は強く、積極的な関係改善に乗り出す機運は乏しい。
 韓国内では、24日の野田佳彦首相の会見について、既存の立場の表明で、さらなる対抗措置や李大統領への謝罪要求に言及しなかったとして、「それほど強いトーンではなかった」(外交筋)と冷静に受け止める向きもある。しかし、韓国各紙は25日、野田首相が「不法占拠」と述べたことに対し「妄言」と猛反発。対日感情の悪化に歯止めがかかる気配はない。
 韓国国民にとって竹島は「神聖不可侵の領土で主権と独立の象徴」(政府関係者)とされる。「一時期日本に奪われたが取り戻した韓国領土であり、日本が因縁をつけて再び奪おうとしている」というのが一般国民の感覚。多少の反発は予想していても、首相が「不法占拠」と明言するなど、ここまで強い姿勢に出ているのは「感情的な過剰反応だ」(同関係者)との受け止めが一般的だ。日本が領土問題をめぐり、中ロよりも韓国に対してより強硬な姿勢を取っているとの不満もある。 

最終更新:8月25日(土)17時25分

時事通信

 

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