HCAP TOKYO -東大 × ハーバード-

HCAP東京大学運営委員会2011年度現役メンバー(6期)による公式ブログです。


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お久しぶりです。西村拓也です。


礒井に引き続き、13日の午後からについて書かせて頂きます。

13日は京都を観光したのですが、立命館大学で昼食を食べた後は、金閣寺に行きました。その後は、清水寺に行きました。清水寺までの道では、たくさんの買い物を楽しみました。そして新幹線に乗り、広島に移動しました。広島では、ドームに泊まり、12日が終了致しました。


私は京都出身であり、今回のカンファレンスでも京都企画に力を入れて準備してきました。京都企画の目標としては、ハーバード生に、日本の伝統文化の代表である京都の魅力を伝えることで、日本を深く理解してもらうとともに日本を好きになってもらうというということでした。


結果としては、ハーバード生には楽しんでもらえ、日本へ良いイメージを残してもらえたと思います。ただし、東大生が、ハーバード生に京都の魅力を伝える、という点に関しては欠けていたように思います。京都で観光した寺院への知識も十分でなく、観光中も十分に東大生が魅力を語るということができていなかったように感じました。結果として、私達東大生16人と、彼らハーバード生13人である意味を生かしきれなかったと思います。


しかし、やはり京都観光は非常に楽しかったです。広島に向かうため京都駅の改札口に入った時に、ハーバード生のみんなからありがとうや楽しかったと口々に言ってもらえた時は、純粋に嬉しかったです。



今回のカンファレンスを通じて最も強く感じたことは、ハーバード生の人生を楽しもうとする姿勢です。

豊かな人生を歩むために重要なことは人生を楽しむことです。だとしたら、人生を楽しもうと努めようとすることが大切なのは明らかです。常に目の前の物事を最大限楽しもうと努めているでしょうか?自然と何事をも楽しめるようになることができれば、その人の人生がすばらしいものになることは間違いないでしょう。

自分はこれからもっともっと人生を楽しめる、楽しもうとする姿勢を持とうと思いました。



以上です。ありがとうございました。


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こんばんは、6期の西村拓也です。
今回はハーバードカンファレンス4日目の1月18日について書きます。この日18日は僕にとって2つの衝撃があった日でした。

まず1つ目の衝撃は午前中に行われた
David Ager教授によるレクチャーです。David Ager教授は、ハーバードビジネススクールとハーバード大学院で社会学を教えておられる方です。
レクチャーの何が衝撃だったのかというと、その内容自体もなのですが、何より教授の授業の作り方、そしてプレゼンテーション能力です。
まるで劇のようだ、と思いました。大きなジェスチャー、繰り返されるキーワード、そして教室の隅から隅まで絶えず動き回り、学生に質問を投げかけ、そのやりとりから授業を進めていく。



はじめ黒板に書かれたのは、societytechnologyと言う2つの言葉だけでした。そこから教授が私たちに問いかける。
「この2つをつなぐ上での課題は何だろう?」


気がつくと黒板は、学生の答えでいっぱいになっていました。
そして、その後はそれら問題を解決するための、リーダーシップに関するお話をしてくださいました。もちろんそれも学生との対話の中で進められました。

このカンファレンス中には、他にもたくさんのレクチャーがありましたし、そのどれもがすばらしいものでした。しかし、今回のレクチャーは聞き手を引きつけ興味を持たせ参加させる、と言う点において突出していたように思いました。僕が今までの人生の中で受けてきた講義の中で、間違いなく最高のものでした。



どの学生もAmezingと感想を漏らしていました。話を聞くと、他のアジアの大学もさらに言うとハーバード大学でも、授業はいつもこのようなではないそうです。たんたんと話を進める教授の話を聞き、学生はノートをとるだけ。
しかし、それだけなら授業なんていらないと思います。知識を得るだけなら、本を読み自分で勉強する方がよっぽど早いし効率的でしょう。講義の意義とは、学生がわからないことをその場で今あるだけの知識を使って自分の頭で必死に考え、挑戦して失敗を繰り返す機会を作ることではないでしょうか。そして考えた上でわからないことを、教授が理解を促してくれる。そんな場がすべての教育機関にもっと増えたらいいなと思いました。


ハーバードカンファレンスの話に戻ります。



午後は、マサチューセッツ工科大学ツアーに参加しました。マサチューセッツ大学の学生の案内で学内を回りました。



マサチューセッツ大学で感じたのは、学生の自由さです。特に記憶に残っているのが、建物の壁を上って柱の上で勉強している学生を見かけたことです。ハーバード大学の学生の多くからは、育ちの良さや自信、余裕といったものがよく感じられましたが、マサチューセッツの学生からは独特さやハングリーさを感じました。またアジアの学生をたくさん見かけたのも、こんなところで日々学んでいるアジアの学生がいるのだ、と刺激になりました。



 その後はチョコレート工場見学とビール工場見学に分かれました。私はチョコレート工場見学に参加したのですが、特に有名なチョコレート工場というわけでもなく、チョコレート工場はそんなに大きいものでもなく、少し物足りませんでした。




そして
ディナーの後、私が衝撃を受けた2つ目のことがありました。



ダンスパーティーです。



このカンファレンスにおいてダンスパーティーは全部で3回あったのですが、今回がその最初でした。



真っ暗な会場。ライトはステージライトのみ。そこに有名な音楽が大音量で流れる。彼らハーバード生が一夜を楽しみ明かすのに必要なものはこれだけです。あとは人がいくらか集まれば良し。ひたすらダンス。



このハーバード生のテンションについていけたのはドイツとUAEの学生だけでした。日本、韓国、香港、トルコの学生は戸惑うばかりでした。このカンファレンス最大のカルチャーショックでした。しかし、カンファレンス最終日ののダンスパーティーでは、なんとすべての国の学生がダンスに参加していたのは、このカンファレンス自体を少し物語っているようにも思えます。



 
最後に、このカンファレンスに参加して。



韓国の学生は、一人一人がきちんと自分の意見を持っていました。香港の学生は一人一人が面白く、魅力的でした。トルコの学生は、彼ら自身で仲がよく、カンファレンスを非常に楽しんでいるよう見えました。UAEの学生は、とても大人びており、一人一人が自立し考えがしっかりしているよう思えました。インドの学生は、レクチャーの際には毎回質問するなど、ハングリーで勢いがありました。そして、ハーバードの学生は、自信にあふれ、常に前向きで、すべてを楽しんでいるように思えました。

しかし、すべての、どの国の学生にも、共通していたことがありました。それは皆、人との関わりが好きで、そしてその関わりの中に新たな気付きを見いだそうとしていたことです。



よくある日本の学生の交流会などでは、“人脈”を作ろうと必死になって自己紹介を繰り返し、とにかく名刺を配る場面が見受けられます。僕もそんな一員であったことがあったように思います。しかし、そんな“交流”で真の関係が築けるとは思えません。



 重要なのは、交流を楽しむことです。関係とは、お互いが楽しむ中につくられるように思います。生き急ぐあまりに、そのことを忘れてはいけません。このカンファレンスでは誰も無理をしているように思えませんでした。誰もが自然に楽しんでいるように思いました。そして僕にも、本当にお互いに楽しみ合える友達ができました。彼らとの関係は、まるで昼休み一緒に昼食をとるクラスメイトとなんら違いを持たないような気さえします。



そして交流を楽しむというのは、人を大切にすることにも関係します。自己の成長、夢に向けた前進に目をとらわれるあまり、他人を大切にすることから意識を外してしまってはいけません。ハングリーさと他人を大切にすることは決して矛盾しません。参加したどの学生も他人を大切にすることができていました。僕も、もう一度そのことを真剣に考えたいです。



 
あと、余裕というものについても考えたいです。ハーバード生は、100人以上が参加するプログラムを作り上げ、自分たちだけで運営しているのに、忙しいだとか大変だとかいう表情はまったく見せませんでした。単にこのカンファレンスを本当に楽しんでいるようにしか見えませんでした。それが、カンファレンスをさらに楽しいものにし、また彼らをさらに魅力的な人たちに見せました。しかし、残念ながら、正直今のHCAP6期私たちに余裕があるようには思えません。組織としても、個人としてもです。私たちは、このHCAPの活動にしろ、東京大学での勉強にしろ、他のすべての活動にしろ、自分たちでこれがやりたい、ここに行きたいと選んで、やっています。来ています。だから全部楽しめないといけません。楽しまないといけません。3月のカンファレンスは、全員が楽しめるものにしたいと思います。



そして今まで言った、人を大切にすること、余裕というものは僕の中ではつながっているように思え、これが僕の今年のテーマの1つです。実はあと2つ、このカンファレンスで見つかったテーマがあるのですが、長いので今回はこれだけにします。



 



最後になりましたが、これまで御支援、御協力くださったすべての方々に、心よりお礼申し上げます。皆様のおかげで、非常に貴重な体験をすることができました。ありがとうございました。これからも、3月のカンファレンスに向けて、またひいてはいつかこの経験を元に社会に何か少しでもお返しできるよう尽力して参りますので、よろしくお願い致します。



 乱文失礼しました。


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英語に関してブログを書くということですが、私も真島君と同じように、英語勉強のモチベーションに焦点を当てて話をしてみたいと思います。

 

私の最大の勉強(英語に限らず)のモチベーションは危機感です。例えば受験期、どうしても行きたい高校、大学がある、でもこのままでは合格できない、まずい。必死に勉強する。

このモチベーションの持ち方は一見危険に思えます。なぜなら、まず一度自分を危機的な状況に追い込まなければならないからです。しかし、やりようによってはそうとは限りません。自分が思う危機的な状況の範囲を広げればいいのです。

東京大学に絶対合格したい。何があっても落ちたくない。そんな思いが強いほど、危機感を感じる状況の範囲は広がります。一問解けない問題がある、それだけで危機感を感じることさえできます。

 

もう一つ、私を勉強に向かわせるものがあります。それはライバルの存在です。

私は負けず嫌いな性格です。優秀な人が周りにいれば、その度に一方的な対抗意識を燃やしています。その対抗意識が、常に私をより上の目標へと向かわせてきました。そして今も、周りの優秀な人たちの存在が、私を前へ前へと追い立てます。

 

 

さて、11月の終わりを迎える今、カンファレンスの時期はどんどん近付いています。カンファレンスでは英語が不可欠なのは言う間でもないでしょう。

 

条件は整いました。

英語に対する危機感と、HCAPメンバーという優秀なライバルたち。

 

英語は一朝一夕で身に付くものではありませんが、これからのカンファレンスまでの期間、できる限り自分を追い込み、頑張っていきたいと思います。

 

 


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今回は3.11に関して書かせていただきます。

私はこれまでにも3月11日については考えや意見を求められたり、自分でまとめようとしたりしたことは何度かあります。しかし、そのたびに私の考えはこの疑問に行きつきます。私が被災地や被災者に対して、あまり強い感情を持てずにいるのはどうしてか。

たとえば変わり果てた被災地の姿に心の痛みを感じたり、被災者に対してなにかできることをしようという気持ちであったり、そういった感情がまったくないわけではないと思いますが、あまり強く意識できないのです。

これは私が心のわびしい人間だからでしょうか、もしくは被災者の状況などの深刻さを理解していないからでしょうか。または愛国心や帰属心が薄いからでしょうか。もしくは自分に正直だからでしょうか。

夏休み、被災地のボランティアに行こうと思いました。それで自分の意識が変わるかもしれない。
結局、ボランティアには行けませんでした。行きませんでした。

人の心はすごく難しいです。たまに私は、人の心は究極的には利己的なのかなと思います。ですが、真に他人のためだけに行動できる人もいると聞きます。マザー・テレサという名前ががぱっと思いつきます。

マザー・テレサがすばらしい人であったのは、やはり人はまずは利己的とみんなが考えてるからかもしれません。その上に何かがあって、他人のために心からなにかできるのかなと思います。それは他人への愛であったり、連帯感であったり、またはなにかしらの責任感であったりでしょうか。

私は自分はすごく利己的だなと思います。ずっとそう思っています。そんな自分がきらいなわけではありません。ただ、そんな自分でも心から誰かのために何かできるならば、それはすばらしいと思います。

ハーバード生は自分というものを強く見つめていると聞きました。自分はどういう人間で何が好きで、何が嫌いで、ということです。そんなハーバード生たちは、この3.11についてどうゆうふうに考えているのでしょう。また彼らは、3.11が自国で起こったとしたら、どう感じていたのでしょう。ぜひ知りたいと思います。

3.11からの復興はまだすぐには終わらないと聞きます。いつか気づいた時には、被災地でボランティアしてたり、東北復興に少しでも協力してる自分がいたなら、それはやっぱりすばらしいことだなと思います。

以上です。お読みいただきおりがとうございました。

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こんにちは。
HCAP6期で渉内を担当しております西村拓也と申します。
東京大学教養学部文科一類に所属しております。
よろしくお願いします。

今回は6期各メンバーの自己紹介ということで、簡単ですがさせていただきます。

私は京都の出身で大学から東京に来ました。私はこの東京に来るまでの約18年間で、本気で取り組んだものが2つあります。1つは中学・高校と続けたバスケットボールです。特に高校時代には部活のキャプテンとなり、全精力を注いでやらせていただきました。2つ目は受験勉強です。部活を引退した後の高校3年の6月ごろから始めたのですが、成績が悪かったこともあり、がむしゃらに勉強しました。その2つの本気を通じて学んだことがあります。それは全力で取り組む中にこそ充実感があるということです。
その充実感を求めて、私はHCAPに参加することを決めました。

最近私がよく考えているのは、幸せな人生を送るには今何をすべきかということです。今将来のために自分を磨くことも大切ですが、今も幸せでなければなりません。

8月にHCAP5期の東京カンファレンスのすしパーティーに参加させていただき、ハーバード生と交流させていただきました。その時私が抱いたハーバード生の印象は、いつも楽しそうというものでした。彼らの人生は今もこれからも幸せであるような気がしました。それがなぜなのかは、まだわかりません。

現時点でのハーバード生との交流に向けたひとつの目標、それは幸せのヒントを探すことです。全力のなかにある充実感、それも幸せのひとつです。そんな幸せをもっと探していきたいと思っています。

次は佐々木絵莉さんです。
彼女は自分の意見をはっきり言える人で、いつも議論を盛り上げてくれます。

では以上で終わりとさせていただきます。

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