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北海道日高・十勝で震度5弱
8月26日 1時45分

北海道日高・十勝で震度5弱

25日午後11時16分ごろ、北海道の日高地方と十勝地方で震度5弱の揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波の心配はありません。
気象庁は「今後1週間程度は体に感じる余震が起きるおそれがある」として、注意を呼びかけています。

各地の震度は、震度5弱が、いずれも北海道の浦河町、様似町、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、浦幌町です。
震度4は、札幌市東区、北海道函館市、釧路市、帯広市、千歳市、青森県東通村など、震度3は北海道の広い範囲と青森市、盛岡市などでした。
このほか、北海道から東北の各地で震度2や1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は十勝地方南部で、震源の深さは49キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されています。
気象庁は、観測データを分析した結果、マグニチュードを5.9から6.1に、震源の深さを50キロから49キロに、それぞれ修正しました。
震源付近の地震活動について、気象庁の永井章地震津波監視課長は、「今回の地震は陸側の岩盤と、その下に沈み込む太平洋プレートという海側の岩盤との境目付近で起きた。この付近は地震が比較的起こりやすく、マグニチュード5程度の地震は数年ごとに起きている」と説明しました。
そのうえで、「今のところ余震活動は活発ではないが、今後1週間程度は体に感じる余震が起きるおそれがある。揺れの強かった地域では土砂災害や家屋の損壊の危険性が高まるおそれがあるので、注意してほしい」と話しています。

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