C0FFEEの日記: (メモ)たった一つのチェックポイントで無能な上司や会社を見抜く方法
※軽くまとめた段階なので後で加筆修正すると思う、するんじゃないかな?まあちょっとは(放置を)覚悟しておけ
入社から3ヶ月が過ぎて「この会社に居ても未来が無いのでは?」とか「この上司の下だと不味いんじゃないの?」と思い始める新入社員が増える時期だという記事を読みました。
他社の新人さんが一人きりで溜息ばかりつきながらせっせと押し付けられた単純作業(エビデンス作成)しているのを目撃して最低限のチームワークやOJTさえ放棄されていて可哀想だなと思うわけです。
そんな会社や上司に見切りをつけられないでいるけど見切りをつけたい人のために、たった1つのチェックポイントを提示したいと思います。
それは、「舐める/舐められる」が行動規範の中心になっているか、あるいは何気ない会話の頻出フレーズになっているかという1点、たったそれだけです。
これだけでビックリするほど無能(自分にとっても会社にとっても社会にとっても有益にならない)を振るいにかける事ができることが、10年ほどの業界観察で判明しました。
以下、なぜ「舐める/舐められる」だけで解るのか、その行動規範がどういった行為として顕在化して悪影響を及ぼすのか具体例で簡単にご説明いたします。
- 他人の話を聞かない
- どれほど技術的に正当であっても指摘されて受け入れるのは「舐められる」と彼らは考えます、本来根回しが必要の無い関係であっても根回しが必要になって莫大なコストを取られます…単に物事の正しさは肩書きによって決まると言う体育会系的な脳筋バカ組織は少なくないでしょうけれど、肩書きと実力が一致しておらず諫言を聞き入れられないのが「舐められたくない人」固有の残念な特徴です。
- 権力に弱い/権力を振りかざす
- 根回しが効果を発揮してくれる点ではある意味で救いですが彼らが権限を持つほど根回しも歯止めも利かなくなっていきます…外部との交渉で強い相手には媚びるのですが弱い立場の相手には「舐められない」ようにブラック企業並に締め付けを行います…気がつくと組織全体で恨みを買っている悲惨な事態になります。
- 見栄をはる
- 知らないことを知らないと言えば「舐められる」ので知らない言葉で説明されると怒り出す一方で、相手の知らないことを知っているほうが「舐められない」と彼らは考えてバズワードにとびつきます。
- 不利な情報を隠す
- 「舐められたくない」という心理がプラスに働いて成果を上げているうちは黙っていても報告するから良いのですが反面失敗したことは隠したがります…表面化が避けられないと見れば部下や立場の弱い請負会社に転嫁して人材を潰してしまいます。
- 武勇伝を語りだす
- ホットな技術であるうちはOJTになるという大義もある訳ですが、彼らにあるのは「舐められたくない」ので過去の栄光や手柄にすがる下心だけです…そのため既に動いているか解らないような証人が居ないシステムほど自分の役割を過大評価して他人の働きをコキ下ろす道具にして顰蹙を買います…数年後、今のシステムがそうした自慢話の餌食になっている姿を想像してみてください。
- 障害等の事後対応が出来ない
- 何しろ彼らにとって失敗の原因は「舐めていたから起きた」訳で、「舐めていなければ粉末ウラン化合物の溶解工程もバケツリレーでいける」くらいの体育会系的な精神論に落とし込まれてしまいます…そんな彼らにとって方法論の妥当性から検討する根本的議論など言い訳の正当化や時間稼ぎにしか思えないので、速やかに誰々が悪いという犯人探しによって失敗を属人化してクローズしようとします。
本人は「俺は舐められないように頑張っている」とポジティブな独りよがりでしか考えていないので、こうした障害が発生しているのに無自覚で周囲に混乱をばら撒いても決して反省することはなく、諌めようとすれば逆ギレして「会社を舐めている」とターゲットにされるだけです。
「舐められないように頑張る」だけなら結構な事ですが、大抵「舐めても大丈夫と判断した相手には徹底的に無茶な要求を出す」というパワハラの肯定がセットになっているので一層「舐められたら終わり」と自己保身と権力強化に走るのが厄介な人たちです。
(いじめっ子が実は一番臆病者であるとか、家庭内暴力を受けて育っている事が多いのと同じ構造)
結論として、もし「舐める/舐められる」が行動規範の大きな部分を占めている上司や取引先にぶつかった時は迷わず逃げ道の確保を急がなければなりません。
些細な失敗を押し付ける暴挙がエスカレートして自分が不当な立場に追い込まれその生き血と引き換えに彼らが出世するのを目撃することになるでしょう。
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