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最終更新:2012年8月25日(土) 18時17分

南大隅町で最終処分場反対集会

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 福島第一原発の事故で放射性物質に汚染された土などを捨てる「最終処分場」の有力候補地として鹿児島県の南大隅町が浮上している問題で、25日、地元で住民の反対集会が開かれました。

 「(最終処分場が)安全だったら田舎に押しつけないんですよ」(住民)

 事故で汚染された土などを捨てる「最終処分場」の有力候補地として浮上した鹿児島県の南大隅町で25日に開かれた集会には、地元などから70人余りの住民が参加し、建設反対を訴えました。

 「南大隅町だけの問題ではなく、大隈全域、鹿児島県全域を巻き込んだ大きな問題になる。地元の我々が中心になって反対していかないと」(南大隈の自然を守る会 肥後隆志会長)

 このような集会が開かれるのは初めてで、住民らは今後、署名活動などを行い、反対の声を強めていきたいとしています。(25日17:30)

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