ルーマニア日本人殺害 女子大学生の遺体、家族とともに帰国の途に
ルーマニアの首都ブカレスト近郊で、日本人の女子大学生・益野 友利香さん(20)が殺害された事件で、遺体は21日、家族とともに帰国の途に就いた。
ブカレスト近郊で殺害された、聖心女子大学に通う益野 友利香さんの遺体は21日、家族とともにブカレスト空港を出発して、帰国の途に就いた。
一方、地元警察は、逮捕されたブラッド・ニコラエ容疑者(26)が、益野さんを殺害後、益野さんの携帯電話を自宅に持ち帰っていたことで居場所を割り出し、逮捕につながったことや、ブラッド容疑者が複数の暴行殺害事件に関与している疑いが浮上していることを明らかにした。
ブラッド容疑者が正規に採用されていない、いわゆる「闇ポーター」で、空港に到着した直後の益野さんに声をかけ、事件に発展したことから、在ルーマニア日本大使館は、ブカレスト空港の安全を高めるよう、近くルーマニア政府に要請することにしている。